コロナ拡大が続き、自由に野外観察会もしにくいこの頃。
午後から昆虫部会の講演会がリモートで行われ、今日は家にいたので参加できた。
講師先生は高校の先生。
生徒に初虫体験を聞くと、幼い頃にはセミを捕まえた。アリに餌をやった・・などの体験を持つが、大きくなってくると、もちろん虫好きな子はいるが、だんだんと虫が苦手になって、虫を触れない。写真も見られない子が出てくるという。
昆虫を扱う授業にはご苦労があるようだ。
今日面白かったのは(たぶん生徒による)「書籍の中から昆虫採集」を試みられたこと。
主に児童書から「虫を採集」
虫がたくさん出てくる本は何か? 何目の虫がよく出てくるか?
などを調べられた。
ドリトル先生のシリーズは出現が多いよう。
チョウ目・ハチ目・ハエ目・甲虫目などが多い。
3大益虫と言われるのはミツバチ(蜂蜜)・カイコ(生糸)・カイガラムシ(ラックカイガラムシから赤色染料)
昔は、カミキリムシやタマムシなど、木に住む昆虫の幼虫を食べる習慣があった。
時代と共に、20世紀前半以降は記述がなくなる?ノミ(ノミ目)・シラミ(咀顎目=そがもく=カジリムシ目ともいうらしい)
虫が苦手といえば、友達にも「虫の写真は載せないで」と言われたり、「虫はいいわ(いらん)」と言われることも。
あんまり気持ちの良くないものは断り書きをかいたりするが、だんだん慣れてきたかな?
私は虫に詳しいわけではないが、教えてもらったりしてよく見ると、きれいだったり不思議だったり興味がわく。
本の中の植物の記述を探してみるのも面白いだろうな。(根気がないが)
前に植物好きでもない友達と歩いている時「ハリーポッターに出てくる魔法の杖だよ」とニワトコを紹介したら、すごく興味を持たれたことがあった。
興味は人それぞれだ。