奈良市大渕公園の昆虫観察会で行われた「こも開き」に参加した。
ここを拠点として昆虫の観察をやっている「昆虫かんさつの学校」・
「こども昆虫塾」の子供たちが大勢参加している。
午後は子供たちの発表もあるらしい。
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「こも巻き」って?
成虫・幼虫で冬を越す虫は樹皮や落葉の中など、温かい場所で冬を越す。
そんな性質を利用して、もともとはマツなどに付く「マツカレハ」を
駆除するために始まった。
寒くなる前に木の幹に「こも」(ムシロのようなもの)を巻きつけ、
暖かくなる前(2月ごろ)に外して焼き捨てる。
害虫以外の虫も入ったりするので、その効果は疑問視されている。
調査のためには労力が少なく、便利な方法だそうだ。
大渕公園では虫の調査観察のために去年の11月1日に「こも巻き」
をやってある。
今日は指導を受けながら「こも」外して、中の虫を1匹残らず捕まえて、
どんな虫が隠れているかを調べる催しだ。
やり方
①こもを巻いた木には番号が記されたプレートがつけられている。
番号・木の種類を記録する。
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②こもをそっと外し、広げたシートの上に白い布をひろげそこに置く。
ピンセットで虫を残らず捕まえて、アルコールを入れたビンに入れる。
目にやっと見えるような小さい虫、クモは逃げ足が早い。
1匹1匹捕まえるのは根気のいる作業だ。
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③こもをのけた後の木でも虫を残らず捕まえる。
木の皮に潜り込もうとする。落ちたものも逃がさない。
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名前がわかるものは記録し、わからないものは持ち帰り調べる。
子供たちが大活躍だ。中には「電動吸収管」なる便利なもので
虫を吸い込んでいる子供もいた。
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私のグループではコナラ・アカマツの2本の木の「こも」を外した。
樹種によっても入っている虫は違う。
周りの環境によっても虫の種類が違う。
思っていたよりは種類が少ない。大型のものはごく少なかった。
どの木にもクモの種類が多かった。
カタツムリの子供も結構いた。
ヒメクロゴキブリ・フユシャクモドキ(成)・ムカデ(幼)・
ゴミムシダマシ・カメムシの仲間・カネタタキ・カメムシの仲間・
チャタテムシetc.
午後からは公民館の中で発表会、司会も子供。
発表は子供(小学生)が次々と「ヤゴの飼育」「ニイニイゼミの幼虫
と羽化」「セミの抜け殻調べ」「昆虫の口の形と食べもの」など
絵や図も利用して説明。
堂々としたものだ。大人の人の発表も2件あった。
その後先生方お2人のお話。
大人の人が「スーパーキッズ」と言われていたが、この子たちが大きく
なったらどんなになるのだろうと頼もしい限り。
こんな小さい頃から専門的な勉強が出来てうらやましくもあった。
すごい!のひとこと。
ここを拠点として昆虫の観察をやっている「昆虫かんさつの学校」・
「こども昆虫塾」の子供たちが大勢参加している。
午後は子供たちの発表もあるらしい。
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「こも巻き」って?
成虫・幼虫で冬を越す虫は樹皮や落葉の中など、温かい場所で冬を越す。
そんな性質を利用して、もともとはマツなどに付く「マツカレハ」を
駆除するために始まった。
寒くなる前に木の幹に「こも」(ムシロのようなもの)を巻きつけ、
暖かくなる前(2月ごろ)に外して焼き捨てる。
害虫以外の虫も入ったりするので、その効果は疑問視されている。
調査のためには労力が少なく、便利な方法だそうだ。
大渕公園では虫の調査観察のために去年の11月1日に「こも巻き」
をやってある。
今日は指導を受けながら「こも」外して、中の虫を1匹残らず捕まえて、
どんな虫が隠れているかを調べる催しだ。
やり方
①こもを巻いた木には番号が記されたプレートがつけられている。
番号・木の種類を記録する。
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②こもをそっと外し、広げたシートの上に白い布をひろげそこに置く。
ピンセットで虫を残らず捕まえて、アルコールを入れたビンに入れる。
目にやっと見えるような小さい虫、クモは逃げ足が早い。
1匹1匹捕まえるのは根気のいる作業だ。
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③こもをのけた後の木でも虫を残らず捕まえる。
木の皮に潜り込もうとする。落ちたものも逃がさない。
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名前がわかるものは記録し、わからないものは持ち帰り調べる。
子供たちが大活躍だ。中には「電動吸収管」なる便利なもので
虫を吸い込んでいる子供もいた。
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私のグループではコナラ・アカマツの2本の木の「こも」を外した。
樹種によっても入っている虫は違う。
周りの環境によっても虫の種類が違う。
思っていたよりは種類が少ない。大型のものはごく少なかった。
どの木にもクモの種類が多かった。
カタツムリの子供も結構いた。
ヒメクロゴキブリ・フユシャクモドキ(成)・ムカデ(幼)・
ゴミムシダマシ・カメムシの仲間・カネタタキ・カメムシの仲間・
チャタテムシetc.
午後からは公民館の中で発表会、司会も子供。
発表は子供(小学生)が次々と「ヤゴの飼育」「ニイニイゼミの幼虫
と羽化」「セミの抜け殻調べ」「昆虫の口の形と食べもの」など
絵や図も利用して説明。
堂々としたものだ。大人の人の発表も2件あった。
その後先生方お2人のお話。
大人の人が「スーパーキッズ」と言われていたが、この子たちが大きく
なったらどんなになるのだろうと頼もしい限り。
こんな小さい頃から専門的な勉強が出来てうらやましくもあった。
すごい!のひとこと。
写真の扱いがまだ不慣れです。
横に2枚並べようとして、プレビューで見るとちゃんと並んでるのに、普通に見るとタテ並びになってたり・・・
どういう加減かわかりません。
変になってたらまた教えてくださいね。