3日目 娘の希望地「西古見集落」は古仁屋から39キロ 奄美大島最西端の集落を目指す。
寄り道したところでいろいろ発見があり、面白かった。
照葉樹の山はもこもこ。
昨日も途中にツバキなのか?ムクゲなのか?と思われる気になる木があった。
昨日のガイドさんによるとサキシマフヨウとのこと。
サキシマフヨウなら植物園でもいつも見ているが、自生の姿はだいぶ感じが違う。
近くで見ると確かにサキシマフヨウだ。島の各所にたくさんあり、今は花盛りだ。
青い入り江が見えたので降車。
森の中に入る道を歩いてみる。リュウビンタイや大型シダ・・亜熱帯らしい林縁。
突き当りっぽいところで・・これ何だ?
アオイ科の小さいピンクの花 ヤノネボンテンカとは葉も花も実も違う。果実はくっつき虫 見初めて見る花だ。
帰ってネットで調べると「オオバボンテンカ」に行き当たった。多分間違いないと思う。
ツワブキやゲットウの実もあった。
途中、台風被害らしいがけ崩れで道路復旧工事中のところも通る。西古見まで行けるのか?
養殖いかだや、生け簀らしいものが見えた。瀬戸内町はクロマグロの養殖日本一らしい。
右)グンバイヒルガオが咲いていた。
近大水産研究所 奄美実験場とあって「クロマグロの大量種苗生産」などを行っているらしい。
種苗って植物だけじゃないのですね。
立ち寄った枝珊瑚いっぱいの浜。 松ぼっくりやタカラガイやウノアシガイ?のような貝殻。
次の海岸近くの空き地でみたゴロゴロしているものは・・ハマユウの種子 果実は見たことがあるがこんな種子だったのか。 右)オヒシバに似たイネ科 タツノツメガヤのようだ。
違う場所ではナビアグラスらしい大型ネコジャラシのようなものも見た。
西古見集落
西古見集落に到着。バス停もあったが平日は1日2便
海に面した石垣は珊瑚積み。
分厚く積まれた珊瑚の石垣 崩れているところもあった。
空気にさらされていなかった内部は元の白い色が残っている。
先の台風で内側のガジュマルが揺さぶられて石垣を崩したという。
村の神社の横の斜面も崩れた跡があった。
各地で大きい被害を出した、台風21号の影響らしい。
奄美大島というと、台風の通り道のように思うが、前に宮古島でも聞いたが、意外と直撃するのは少ないのだという。21号は久々に直撃したらしい。
ちなみに2日目にカトリック教会が多いことを書いたが、神社は集落ごとにある(複数あるところも)が、仏教寺院というのはごく少ないと聞いた。
集落の中を歩いてみた。
ガジュマル 実がたくさん付いていた。 オオムラサキシキブらしいもの(果実)
ゲツキツらしいもの テリハボク(果実)
庭に植えられたパパイヤの実には大きい齧り跡があった。 右)ソテツ(種子)はあちこちにある。
オオイタビ(実)・シャリンバイ(実)・トベラ(実)・クロトン・・南の島らしい植栽。
集落内には空き地になっているところがある。ここも過疎がすすんでいるようだ。
出会ったのはおばあさん1人。石垣をしっかり取材中の娘と別行動していたが「あっちに若い娘さんがいたよ」と教えてくださって合流した。
コゲラ 最初石柱に止まった。そんなことろに虫はいないよと思ったが、石柱に穴があいており、クモでもいたのかも。その後、木の電柱?に移った。 右)ルリカケス・・ではなくイソヒヨドリ雄 近くに雌もいた。
海に突き出した3つの岩は「三連立神」といい、海のかなたの理想郷からやってきた神が最初に立ち寄るところで、信仰の対象になっているという。
ここから西へ行くと先端に曽津崎灯台があるらしいが、地図を見ると道も細くなっているようで、ここで戻った。
帰ってから調べたら、西古見には戦跡もたくさん残っているという。
第2次大戦では軍事拠点として要塞化がすすめられたそうだ。奄美大島も戦争で空襲を受けたそうだ。
もう少しだけ先に行ってみればよかったなあ。
引き返す。 奄美大島3泊4日 3日目ー②へ続く。
寄り道したところでいろいろ発見があり、面白かった。
照葉樹の山はもこもこ。
昨日も途中にツバキなのか?ムクゲなのか?と思われる気になる木があった。
昨日のガイドさんによるとサキシマフヨウとのこと。
サキシマフヨウなら植物園でもいつも見ているが、自生の姿はだいぶ感じが違う。
近くで見ると確かにサキシマフヨウだ。島の各所にたくさんあり、今は花盛りだ。
青い入り江が見えたので降車。
森の中に入る道を歩いてみる。リュウビンタイや大型シダ・・亜熱帯らしい林縁。
突き当りっぽいところで・・これ何だ?
アオイ科の小さいピンクの花 ヤノネボンテンカとは葉も花も実も違う。果実はくっつき虫 見初めて見る花だ。
帰ってネットで調べると「オオバボンテンカ」に行き当たった。多分間違いないと思う。
ツワブキやゲットウの実もあった。
途中、台風被害らしいがけ崩れで道路復旧工事中のところも通る。西古見まで行けるのか?
養殖いかだや、生け簀らしいものが見えた。瀬戸内町はクロマグロの養殖日本一らしい。
右)グンバイヒルガオが咲いていた。
近大水産研究所 奄美実験場とあって「クロマグロの大量種苗生産」などを行っているらしい。
種苗って植物だけじゃないのですね。
立ち寄った枝珊瑚いっぱいの浜。 松ぼっくりやタカラガイやウノアシガイ?のような貝殻。
次の海岸近くの空き地でみたゴロゴロしているものは・・ハマユウの種子 果実は見たことがあるがこんな種子だったのか。 右)オヒシバに似たイネ科 タツノツメガヤのようだ。
違う場所ではナビアグラスらしい大型ネコジャラシのようなものも見た。
西古見集落
西古見集落に到着。バス停もあったが平日は1日2便
海に面した石垣は珊瑚積み。
分厚く積まれた珊瑚の石垣 崩れているところもあった。
空気にさらされていなかった内部は元の白い色が残っている。
先の台風で内側のガジュマルが揺さぶられて石垣を崩したという。
村の神社の横の斜面も崩れた跡があった。
各地で大きい被害を出した、台風21号の影響らしい。
奄美大島というと、台風の通り道のように思うが、前に宮古島でも聞いたが、意外と直撃するのは少ないのだという。21号は久々に直撃したらしい。
ちなみに2日目にカトリック教会が多いことを書いたが、神社は集落ごとにある(複数あるところも)が、仏教寺院というのはごく少ないと聞いた。
集落の中を歩いてみた。
ガジュマル 実がたくさん付いていた。 オオムラサキシキブらしいもの(果実)
ゲツキツらしいもの テリハボク(果実)
庭に植えられたパパイヤの実には大きい齧り跡があった。 右)ソテツ(種子)はあちこちにある。
オオイタビ(実)・シャリンバイ(実)・トベラ(実)・クロトン・・南の島らしい植栽。
集落内には空き地になっているところがある。ここも過疎がすすんでいるようだ。
出会ったのはおばあさん1人。石垣をしっかり取材中の娘と別行動していたが「あっちに若い娘さんがいたよ」と教えてくださって合流した。
コゲラ 最初石柱に止まった。そんなことろに虫はいないよと思ったが、石柱に穴があいており、クモでもいたのかも。その後、木の電柱?に移った。 右)ルリカケス・・ではなくイソヒヨドリ雄 近くに雌もいた。
海に突き出した3つの岩は「三連立神」といい、海のかなたの理想郷からやってきた神が最初に立ち寄るところで、信仰の対象になっているという。
ここから西へ行くと先端に曽津崎灯台があるらしいが、地図を見ると道も細くなっているようで、ここで戻った。
帰ってから調べたら、西古見には戦跡もたくさん残っているという。
第2次大戦では軍事拠点として要塞化がすすめられたそうだ。奄美大島も戦争で空襲を受けたそうだ。
もう少しだけ先に行ってみればよかったなあ。
引き返す。 奄美大島3泊4日 3日目ー②へ続く。
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