みどりの野原

野原の便り

5月14日 タマシギとケリとサンコウチョウ

2012年05月14日 | Weblog
タマシギがいると言うところへ。前にいたというところはきれいに溝さらえがされていて、また別の場所へ移動。


ケリがけたたましく鳴いて警戒している。その下の田んぼの端を幼鳥が走っている。まだふわふわの毛が残っている。

離れた場所の田の畔でも親鳥が警戒。 
そんなに鳴いたらかえって子供がいるのを教えているようだよ~。


溝を覗きながら行くと、遠くにタマシギがいた。幼鳥も3羽ぐらい。まだ小さいひよこだ。2組いたようだ。その内土手に隠れてしまった。保護色で隠れるとわかりにくい。

タマシギは一妻多夫。地味な雄が抱卵子育てし、雌は雄を求めて出歩いているそうだ。
『生息地が洪水による氾濫の危険が高いため、数が多いオスに分散して子育てさせることにより確実に子孫を残すという戦略と考えられている』とのこと。


まだ水の入ってない田んぼの縁にタマシギが巣を作っているらしいのを誰かが見つけた。
望遠鏡を合わせてもらってやっとそれかなとわかるぐらいでよく見つけたものだ。動いたからわかったのだという。
まだ田んぼは一面土なのに、もうすぐ水が入るのがわかっているらしい。

 
        シャリンバイ          畑にゴボウの花(これはツボミ)
 
その後、大阪城公園にいるというサンコウチョウを見に行った。
雄もいたらしいが昨日「抜けた」とか。今は雌しかいないらしい。残念。

「鳥を探すより人を探した方が早い」と言われていたが、なるほどそこには大口径のカメラが並んでいた。
「さっき来てたのでまた来る」というのでしばらく見ていたがなかなか来ない。鳥を見るのは根気がいるなあ。
向こう側にまわるとそちらにも人が。

そこで樹上を飛ぶサンコウチョウの雌を生まれて初めて姿を見た。
雌も思ったより尾が長い。止まると白いお腹が見えた。尾羽を時々拡げる。
枝に止まったと思ったらすぐ飛び移りちっともじっとしていない。


     サンコウチョウがいた森

「アイリングも見えた」と言う友達・写真を撮った友達もいたが・・
私は姿を見たという程度だったが見れたことだけでも満足。
来年はぜひ雄を見てみたい。
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