ジャコウアゲハ蛹①(7月27日 蛹を連れて帰ったもの)
もうそろそろかと、時々見ていたが・・
朝、見たら蛹の色が、黄色から「薄黒とオリーブ色「」に変わっていた。いよいよ羽化が始まるようだ。
まだ大丈夫そうだけど、買い物は後回しにして、郵便局だけ行ってこよ。
そして、帰ってきたら・・
生まれとるやん! ちょっと待ってくれたらいいのに~。 羽化瞬間見逃した~。
右)葉っぱにつかまって翅を乾かし中
お腹は赤と黒の警戒色 食べてもまずいよ~。毒があるよ~。
お腹に黒い毛があるなあ。雄のように思う。
雄は腹部先端からジャコウのにおいがするって? フンフン・・この匂いがそうなのか?
ビンに残った匂いなのか?ジャコウの匂いなのか?よくわからない。
右)翅の脈に体液を送り、翅を伸ばし、乾かすのに2時間ぐらいかかり、その間に放蝶の準備。
蛹のつかまっている枝の入ったケース毎、大きい海苔のビンに入れて、ネットの準備も。
ビンの中へおしっこ(蛹便という 余った体液を出す)
翅を広げて羽ばたく。飛び立つ準備完了。
元いた自生地へ無事返した。名残を惜しむ間もなく高く飛び去った。
ウマノスズクサはまだ花も残っていたが、株はたくさんあっても花はほんとに少ない。
果実を見たことがないのはこの花の構造に合った昆虫がいないからかしら?
(ポリネーターはハエらしい)花の仕組みなどはまた来年に調べてみよう。
まだ家に残っている 前蛹で持ち帰った② 幼虫で持ち帰った③ どちらも蛹。
次はこの子たちの羽化を待とう。
幼虫が蛹になりチョウになる。変態って不思議やなあ。
でも生まれたてを見ることなんてそうそうないことだから。凄い。
ウマノスズクサ探して観察してみようかな
家で羽化した蝶 元気に飛んで行って良かった~。