みどりの野原

野原の便り

11月17日 どんぐりクラフト イベント

2007年11月17日 | Weblog
どんぐりイベント
午前は自然観察サークルの受け持ちで紙芝居とドングリ拾い。
午後はクラフトサークルによる自由クラフト作り

紙芝居「どんぐり村のおばあさん」は里山クラブのMさんの作・絵 の15枚もある
力作だ。

おばあさんとリスやノネズミたちとのおはなしもいいし、絵もかわいく色使いも暖
かい。よくできてるなあ。

枠の大きさがが合わなくて急遽ダンボールの手作り枠で、
拍子木の音とあめも配って、紙芝居の始まり始まり~。



読み手は私。
マイクを用意してもらったのに、なしでやったが、やっぱりあったほうがよかったみたい。
でもみんな静かに聴いてくださった。

その後、ビニール袋を手にどんぐり拾いに甘樫丘へ。

 
               拾い出すとみんな夢中。

やっと展望台まで来た。
サクラの紅葉のうつくしい展望台で、写真を撮ったり景色を眺めた後、ふもとの芝
生広場のクラフトの場所近くでお昼にする。

午後は拾ったドングリや準備してあるいろんな材料で自由に工作。


 
             
子供はかわいいドングリ細工、大人は季節がらリースやマツボックリのクリスマス
ツリーが人気だった。


私もリースを1つ作った。

参加者は家族連れや帰って孫に教えるというおじいちゃん・大人の友達同士・イベ
ントリピーターの人もいる。

ドングリにマジックで色を塗っていた女の子がまだまだやりたくて大泣き。
賑やかな?終わりとなった。
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11月16日 御所・葛城を訪ねて

2007年11月16日 | Weblog
風の森~一言主神社~御所駅のコース

風の森神社
風の森バス停よりまもなくのところを右に少し登ったところにある小さな社
初めて訪れた。
祭神は、いざなみ・いざなぎが生んだ多くの神(海の神・河口の神・山の神・火の
神・・)の中の「風の神」農業の神として祀られている。
標高280mあるという。風も涼しいというよりひんやりしている。

高鴨神社
鴨族発祥の地で、全国の鴨社の総社。神が降り立つ神奈備の1箇所と言われる。


本殿は三間社流造りといわれる流れるような形の屋根を持つ

 
ここのモミジは最高だった。紅葉が映る池のそばを歩いていると、どこからか
「越天楽」の笛の音が・・・

龍笛を演奏されているのはさっきまで一緒に歩いていたSさんだった。
うわさで聞いてはいたけど実際に聞くのは初めて。
演奏されるのを見るのも初めて。雰囲気もぴったりでひと時聞き入った。

高天彦神社への登り口で無人販売の柿3個100円を買って、重くなったリュックを担
いで山道を上る。

山を抜けたところを少し入れば「蜘蛛窟」
あたりを荒らす千本の足を持つという土蜘蛛を退治して埋めたところといわれるが、
石標が立つだけ。洞穴らしいものがあるのかと思ったがないようだ。

高天彦神社
葛城1族の祖神を祀ってある。神話の高天原はここだと伝えられているという。
 
  
     高天彦神社へ    なぜかここの狛犬の足にはミズヒキが結ばれていた。


昼食場所となった橋本院ではサクラが花盛り。十月ザクラなどかな?


  サクラと紅葉という取り合わせの風景が見られた。

消失して建物や古文書がなくなってしまったといわれる極楽寺
山門(上部が鐘楼)は立派なもので昔はさぞや、と思わせる。

長柄集落へ出るまでの里道ではサネカズラやアオツヅラフジやイヌホウズキなどの
実やワレモコウやシマカンギクかと思われる黄色いノギクも咲いていた。
ホトケノザ・スミレなども咲いている。暖かいので草花も戸惑っているようだ。
ナルトサワギクらしいものも数株満開の花をつけていた。いよいよ進入か?

 
      ヤクシソウ             ヨウシュヤマゴボウ紅葉

高野街道は先日も通っている。(10月29日ブログ)
「太神宮」と書かれた常夜灯が気になっていたが、伊勢参りの道しるべとして村の
両端に立てられたものだとMさんに教えてもらって納得。

長柄神社
延喜式にも載る由緒ある神社で、天武天皇が流鏑馬をごらんになったと日本書紀に
記載があるらしい。以前はもっと敷地も広大だったのだろう。
本殿は一間春日造りの桧皮葺 丹塗り 柵の間から見上げると屋根の軒裏に竜の姿
が見えた。



神社の横を入った池のそばに石垣の下部の洞穴状のところは、湧き水が沸いていて
昔は利用されていたらしい。
今は覗いても水は見えないが内部もきれいに石が組まれていた。
これは「マンボウ」というそうだが、どういう意味なんだろう。
ネットでちょっと見てみたがわからなかった。


   「マンボウ」って何語?

一言主神社
延喜式に載る由緒ある神社だが古すぎて創建は不詳だそうだ。

 
      神社への階段   有名な乳イチョウはまだ上部がわずかに色づいているだけだ。

帰りを急ぐ途中には早くもクリスマスのイルミネーションを飾り立てた家もあり、
もうすぐ12月かと心せわしく感じた。
夕方はだいぶ冷え込んできた。





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11月14日 甘樫丘 秋いっぱい

2007年11月14日 | Weblog
来週のイベントの準備を兼ねて、秋真っ只中の甘樫丘をめぐった。


   展望台は遠足の学生や一般客でいっぱい。
   天気もよく、展望も抜群。


       偶然の芸術

紅葉黄葉

ヤマコウバシ・クヌギ・サクラ・コバノガマズミ・ハゼノキ・ヤマボウシ・カツラ
など
 
 
       ヤマコウバシ                ヤマボウシ


        カツラ
 
実りの秋

クサギ・コバノガマズミ・ガマズミ・イヌビワ・ムクノキ・エノキ・ヤブムラサ
キ・クロガネモチ・イヌマキ・カナメモチ・ナナミノキやヒヨドリジョウゴ・
ヤブミョウガなど


           クロガネモチ

ドングリ

アラカシ・シラカシ・クヌギ・コナラ・ナラガシワ・ツブラジイ・スダジイなど


        クヌギ

クヌギの木の下にいっぱい小さい玉状のものが落ちていた。
見上げたクヌギの葉にもいっぱいついている。


          クヌギの虫こぶ
        割ってみると白い長虫がいた。

「クヌギハマルタマバチ」による「クヌギハマルタマフシ」らしい。初めて見た。

11月羽化して花芽に産卵するらしい。 ・・ということは? 来年のドングリは
どうなる?

植栽のミツマタはツボミをつけ、ニワトコも葉腋に花芽と思われる大きな芽を付け
ていた。
冬準備・春への備えもちゃんとされている。

家もカーペット替えなくちゃ。



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11月12日 松柿の木

2007年11月12日 | Weblog
午後から妹を誘って當麻町へ出かけた。

車を役所に止め、目的地を探す。
実は、磐城駅から車で5分ぐらいの村の中にある「現徳寺」としか知らないで来た。


           オギの群落
今日もまた野山? いいえ、県道沿いの空き地です。

適当に南へ歩いたら長尾神社があった。式台大社と書かれていた。
鳥居の前の左右に「狛ガエル?」がいた。いわれがありそう。

    
向かって左 背中に子ガエル       向かって右

しばらく行くと「大磯虎女の旧跡地」と書いたお堂があった。
討ち死にした曽我五郎・十郎兄弟の菩提を弔うため出家してこの草庵「地蔵院」に
わび住まいして供養をしたとされるところだそうだ。

肝心の「現徳寺」は、途中で村の人に聞いたがはっきりした答えはなく、あまり感
心がないみたい。

やっとたどり着いた。
ゆったりとした本堂の落ち着いた風情。
さっそく人けのない境内に入ると、目的の「松柿の木」は石柱に囲われて「県の保
存樹」との立て札がありすぐわかった。


       松柿の木            

 
      接いだところ      柿の実がなっている

立て札によると「文明18年 蓮如上人がお立ち寄りになった時、松の木を台木に
柿の木をお接ぎになったものといわれ、松の木肌の柿の木という珍しい木」だそ
うだ。霊木として毎年実をつけ、それを食べると腹痛が治るとか。

本当に松に柿を接げるの?

こんなもんかな?という感じで、本堂の横に回ってみる。
すると・・・

 
 縁の下に鬼瓦など古い瓦がいっぱい置いてある。

よく見てみると、横に「嘉永元年甲6月吉日 曽我村瓦屋利助 作」とか「享保4年
6月吉日 柏原村住人・・・」と作者や寄贈者?の記銘が彫ってあったり、判読でき
ない文字が刻まれているものもある。

 
                   

「嘉永元年甲6月吉日 曽我村瓦屋利助 作」と彫られた瓦

彫りも深く、手作業のノミ跡がわかる立派なもの。
今の瓦と違って血が通っているように感じた。温かみがある。
牙や角の一部など欠けているものもあるが、大きくどっしりとして、こんな縁の下
で置いておくのはもったいないなあ。

本堂の屋根はきれいな今の瓦がきっちりと並んでいる。

閉じられた門も古いものらしく、これは古い瓦のままのよう。
木の彫刻も立派だ。

「松柿」を見に来たつもりが「お宝を発見」した気分だ。


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11月11日 平群から松尾寺

2007年11月11日 | Weblog
平群の南の方は(十三峠へ向けて)去年も何回も歩いたが、北のほうへは三里古墳
や長屋王の墓を見に行ったぐらいで、松尾寺へのコースは初めてだった。

田んぼや畑の間を通って山手へ向かう。

 
しゃれこうべ? 答えはカンピョウ
スイカの台木にするための種をとるもので、スイカ農家と契約をしているらしい。
前もどこかで見て不思議に思ったのが納得。

田んぼのそばで花は終わっていたが、アオイ科のキンゴジカをはじめて見た。

今までフユノハナワラビで済ませていたものが、オオハナワラビもあることもわか
る。(オオハナワラビは葉の切れ込みが多く、少し尖る)。

山へ入ると池もいくつかあり、キノコもいろいろ見られた。

            ホコリタケ
  
     ササクレヒトヨタケ        ササクレヒトヨタケ溶けかけ
一夜にして解けてしまうが、食べられるらしい。
  
     ムラサキシメジ幼菌        ムラサキシメジ
  
          ?                  ?

ホコリタケの幼菌・ササクレヒトヨタケの幼菌・ムラサキシメジなどは食べられる
そうだたが、身近にキノコ中毒者がいるので、まあやめておこう。

葉の細いヒメヤブランとヤブランはどちらも実を付けていた。
ハギの見分け、今まで簡単に見分けていたムラサキシキブとコムラサキシキブも
はっきりしないのがあるようだ。
イヌコウジュとヒメジソもなかなか見分けが厄介だ。

うれしかったのは田んぼの法面で咲いていたリンドウに出あったこと。

           リンドウ 花つきのよいこと

松尾寺で昼食の後、元の道を少し戻り、分岐で分かれてから谷筋の道へ入る。


山と谷の間の細い道・足元の危ないところ・谷川も渡ったりして変化にとんだ下り
道だった。
途中で少しの間だったが雨にも降られ、長靴で来られてる方がいたが正解だったか
も。

シダもたくさん見た。
ヘラシダ・オオカナワラビ・イワガネゼンマイはまあ何とか・・
シケシダ・イワヒメワラビ・ミドリヒメワラビ・・イノデ・・もお・・わから
ん・・

 
    オオカナワラビ         ヘラシダ

山中にリンボクの幼木があった。


            リンボク
いつも見ている葉とはぜんぜん違って幼木の葉はキョシがするどい。

久しぶりで参加された大阪のH先生ともお会いできた。
平群~松尾寺~平群の面白いコースだった。
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11月10日 畝傍山で迷う

2007年11月10日 | Weblog
近くへ車を置いて、初めての道を行くと畝傍山口神社(おむねやま神社)の参道に
出た。

溜池の方へ行ってみる。
池の周りにはタチスズメノヒエが目立つ。タンポポやイヌガラシ・カタバミの花が
咲いている。モンシロチョウやキチョウ・カタバミを食草としているヤマトシジミ
もたくさん飛び回っていた。

畝傍山口神社では種類は知らないが、サクラがかなり咲いていた。


          ハナノキ?紅葉しかけていた

登山口から登り。


            フユイチゴの実を摘んだ
近くのヤマイモやカラスウリはツルはあるがムカゴや実はなくなっている。
小さなフユイチゴまでは取る気にならなかったらしい。ラッキー!

登り道はカシの仲間やカナメモチ・ヒサカキ・テイカカズラなどの常緑樹が多い。
アカメガシワ・クサギ・アカメガシワ・イヌビワに植林されたヒノキが混じる。
珍しく実を付けたコバノガマズミがあった。実はこれとヤブコウジぐらい。
花はコウヤボウキが2箇所にあっただけ。

頂上

頂上に着いた。大和三山の一つで標高199.11mの死火山だ。

20年以上前、ガールスカウトで登った時、頂上には十数名の先客があり、ハイキン
グですか?とたずねたら「堺植物同好会」という答えが返ってきた。
「斉鹿先生のグループですか?」と知っている名前をだしたら、「斉鹿先生来てお
られますよ」と言われ、びっくりした。
「先生の図鑑いつも見てます」とご挨拶した。

その後、尊敬する岩田重雄先生に教えてもらったのが、頂上に今もあるトガ(ツ
ガ)
「木へんに母と書きます」と言われた時の状況まで思い出す。
先生はもうだいぶ前になくなり、トガもだいぶ歳をとった。
私もあれから20年かあ。


        トガ(ツガ)

思い出に浸った後、反対側から下りる。

下り

前にも降りたことがある。
登ってきた道とは植生もぜんぜん違う。
こちらはリョウブやモチツツジ・ネジキ・ナツハゼなどが結構ある。
コナラのドングリもいっぱい落ちていて、滑りそう。下りも急だ。


            ナツハゼ

そして左への道もあったが、なんとなく直進して下った。

下りは急だが危ないところにはトラロープもあり、木には時に赤いテープもついて
いて、登山道には間違いない。
転ばないように気をつけながら下っていったが、元の登山道には合流する気配もな
く、ついに真っ暗な森の中に入り込むことになった。


            真っ暗な道
でも確かに道はある。単独峰だからどこかへ出れるはず。そう信じて。

ちょっと明るいところに出ればもうすぐかも・・と期待をしたり、
元に戻ったほうがいいかな?とちょっと弱気になったり。


笹原に出た。道はササで埋もれている。ちょっと心細くなってくる。

 
        ササ原
ササを掻き分けてなんとなく道のようなところをひたすら歩き、やっとササの向こ
うに屋根らしいものが見えて少しすると小さな神社の横に出てきた。


          神社 名前不明

やれやれ。ホッとする。

それから下って車道に出た。ここはいったいどこ?
山本町と電柱に書いてあった。どのあたり?
車を置いたあたりへは右へ行けばいいの?左?見当がつかない。

結局ちょっと歩いたところの建具やさんの仕事場でたずねた。
ずいぶん北へ出ていた。

聞いたほうへ歩いてやっと知っているところへ出た。車までもう少しだ。


            秋を集めたら・・



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11月9日 ベランダ

2007年11月09日 | Weblog
いつも居間から眺めて和んでいるベランダ。このごろは水遣りするのが精一杯

今日は冬の準備でちょっと整理をした。
居間の外側にあるカポックを出して寒さに弱いセロームを部屋側へ移動するのが
主目的

一日がかりで空いた植木鉢をのけたり植え替えたり。
ちょっとスッキリした。


      ベランダ南西 右手前は写っていない
             
                 ベランダ居間側 大きいのがセローム

ベランダの花

 
 プレクトランサス ケープエンジェル   Tさんからいただいたアメリカヅタ

 
       ゼラニウム            トウワタにキチョウが止まる

東側は今日はそのままにしておく。
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11月8日 吉野探訪

2007年11月08日 | Weblog
久しぶりの吉野、歩くのにちょうどいいさわやかな秋空

歩き始めてまもなく目に留まったのが花を付けたオドリコソウ。
次はボタンヅルの花やセンニンソウの花も満開。今は季節は何だっけ?
まあこんなに暖かいと花も感狂うわね。


          満開のセンニンソウ

他にもモチツツジの花・サツキの返り花も見た。

道端にはイナカギク・ノコンギク・ヨメナなど秋の花の他、カラスノゴマらしい
実、フジカンゾウの実、大木のコマツナギも実をも見られた。
いつも目にするコセンダングサやアメリカセンダングサと違って、黄色い花びらの
ある「センダングサ」もここではあちこちにあった。


        イナカギク              フユイチゴ 宝石のような実

川を隔てた向こうにマタタビの実が見えた。
ムシコブの実は早くに落ちるので、今残っているのはノーマルな実。
まだ青い実や熟れてダイダイ色になっているのもあった。

お昼過ぎ如意輪寺に着く。

 
         如意輪寺山門


イスに寝て天井に描かれた仏さんを拝んだ。
            
天上から声が聞こえてきたと思ったら、Sさんの詩吟の声だった。お堂の奥で歌って
おられたらしい。いいお声だ。


お庭にはナンテンがたわわに実をつけていた。

中千本を目の前に、蔵王堂を遠くに眺めながら弁当を食べた。
すっかり葉を落として裸木になっているサクラ。春ならさぞかしきれいだろう。

車道沿いに進むと県の天然記念物になっているコウヤマキの群生地がある。


           コウヤマキ

枝をお盆のお供えに利用するために過去に切られ、グネグネと曲がった幹 
真っ暗な樹林


           振り返ると秋の山

  
    ナツヅタの紅葉          ハゼの紅葉         

蔵王堂は中で観光客?が説明を受けている人がいただけで、ひっそりとしていた。


モミジは枝先が赤く色づいていたが、今年はきれいに色づくかな?


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11月7日 緑地保全管理講習⑩ 四つ目垣つくり

2007年11月07日 | Weblog
雲ひとつない秋晴れ
フラワーセンターはイチョウやケヤキの紅葉が始まっている。


     青空にイチョウ

今日は「四つ目垣づくり」 垣根の竹を結ぶ「男結び」を教わる。

「男結び」といえば、市民大学で、私たち3班の卒業制作として、池の周りに
竹柵を作ったことを思い出す。
柵の計画から、竹を切り出し、割り、杭の木を切り、先を削って、竹の枝葉を
くくりつけたその柵は、今もますます自然の中に溶け込んだいい味わいを出している
らしい。
(h19年1月17日・31日・2月21日・28日のブログ参照)

そして、その時、Mさんに「男結び」を習って覚え、立子と胴渕と枝を結んだ。
わりに早く覚えた私は、他の人にも教えてあげたりしたものだ。


それなのに・それなのに・・すっかり忘れてる・・・・情けない・・・

しかも、先生によって教え方がマチマチなのでわかりにくい。
統一しといてほしいわ。

こんなことしたなあというやり方を習い、何回も練習した。
でも前にやったのとどこか違う。やり方もいろいろあるようだ。


   練習・練習

何回も練習して、覚え、午後から本格的に垣根作り。
柱や同縁(横サン)も準備してもらって、くくるだけ。
とはいえ柵は長い。みんなで寄ってたかってやったお陰でやっと完成した。


            ひたすら結ぶ


立子用の竹 中国からの輸入品 油抜き・ゆがみなおし済み

今日はよく働いた。
黒い棕櫚の色に染まった手は洗ってもきれいにならない。

さあ、「男結び」いつまで覚えていられるか?

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11月6日 11月の表紙絵 ヨシノアザミ

2007年11月06日 | Weblog
11月は特別な月です。うれしいような・悲しいような・・・今日はその日です。

11月の表紙絵です。



11月の花

ヨシノアザミ(キク科)

秋は私の好きな季節です。
木々は冬の眠りに入る前のひと時を鮮やかな紅や黄の衣で身を飾ります。
青空に透き通るような紅葉の中にたたずむと体の中まで染まってしまいそうです。
春夏秋冬。このメリハリのある四季を大事にしたいなあと思います。

さて、野山を歩いていると、春に咲くノアザミとちょっと雰囲気の違うアザミが咲
いています。それがヨシノアザミです。
このあたりに咲く秋のアザミはたいていこれだそうです。
 細いめの総苞、鋭いトゲ 花は小さく花数は多いです。そして控えめな花色。
まさしく秋の花ですね。
ちょっと前まで「ヨシノ」というのは奈良の「吉野」のことかと思っていました
が、吉野善介という人に因むということをごく最近知りました。

(総苞がやや細いヒメアザミというのも教えてもらったことがあります)
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