みどりの野原

野原の便り

7月12日 アオバズク  おまけはアマサギ

2010年07月12日 | Weblog
アオバズクの子育ての時期らしい。
見に行くと言うので参加させてもらった。・・が、朝から雨。
先日のこともあり、あまり期待せずに集合場所へ。

10数人が集まっておられた。

前に見た木、昨日いたという木、みんな思い思いに探す。
相変わらず雨が降っている。
雨に備え今日は家からレインコート上下を着て供え万全。
でも雨では出て来ないのでは?
先に昼ごはん食べてからもう1回来ようかと動き始めた時、誰かが
アオバズクの姿を見つけた。

私もやっと姿をとらえた。やっぱり松の木だった。
毎日見に来ているというおじさんによるとこの木の上に巣があるら
しい。

 
縦じま模様が見える。じっと動かない。 右)後の1羽 拡大

スコープで見せてもらったりして、満足して帰ろうとしたらもう1羽
いるという。雌と雄らしい。
さっきのおじさんは後10日もすればヒナの姿も見れるようになると
いっておられたなあ。

大満足でその場所を離れ、お食事に。

午後は場所を移して大きい池の周りを歩くが、寄ってくるのはコイ
やカメ。鳥はカルガモやダイサギ・ケリぐらいしか見れず、帰りか
けた時、向こうの木の上にアマサギがいた。


私はアマサギの姿は何十年ぶりだ。
思わぬおまけにみんな大喜びで帰った。
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7月11日 鶴見緑地国際庭園 & 咲くやこの花館

2010年07月11日 | Weblog
鶴見緑地駅からラクウショウ・メタセコイア並木を抜けて中央口へ。

 
 実がびっしり付いたラクウショウ      メタセコイアの並木


蒸し暑い今日、素っ裸で噴水のシャワーの中で遊ぶ子供。
涼しそ~。子供はいいな~。

今日は花博の後残っている国際庭園を半日案内していただく。

ドイツ~ベルギー~イタリアと回ったところで土砂降りの雨。
やっぱり降ったか。
傘を出す間にも濡れ、近くの屋根付き休憩所に逃げ込む。

そこから見える木などの説明の後、みんなに木の実や種のプレゼン
トを下さった。それらを使って作ったクラフトも全員には当たらな
かったが私はちゃんと頂いた。(前列有利 可愛い子有利)

  
イタリアカサマツのマツボックリの一片
右)それを頭に、胴体はイタリアンサイプレスの球果で作ったカメ

そうしているうちに雨も止んできたので続いてドイツ バイエルン~
ベルギー~イタリア・・・・・・雨は降ったりやんだり。

 
      ハクショウ        タギョウショウ

 
ネコノツメというツル草 芽先の葉の先が3本の細い爪状になってい
てそれで引っかかって絡んでいくらしい。
後でわかったが、別名をトラノツメとも言うらしく、甲子園にも植
えてあったとか植えるとか?

 
   ワシントンヤシ    名前不明 オーストラリアの木らしい

さっきのように雨は激しくはなく降ったりやんだりで風も止んだが、
資料は濡れるわ写真は撮りづらいわ・・
ゆっくり世界旅行が出来るはずだったのが、チョット残念。
でも、可愛いクラフトも頂けたし・・
あの木この木を案内しようと思っておられた講師の方も残念だった
に違いない。

その後、友達とお昼を食べて咲くやこの花館へ。
ここは雨でも大丈夫。

  
パナマソウ(パナマ帽を作る)実が出来て根元にたくさん白い糸が。
不思議に思ったが、ハタと気付く。「そうか。これはメシベなんや。
ちょうどトウモロコシの糸のように」
       右)この木なんの木気になる木 アメリカネムノキ

 
ギンケンソウ この姿でこの花・・不思議 これでキク科 
              右)ヒマラヤの青いケシメコノプシス

 
チャボイランイラン 香水原料の木
右)トックリキワタの綿・・と見ると実が違う。
  係の人に尋ねると、何種類かの木を接ぎ木してあるため、実の
形も丸いのや長いのや違うのができるという。
それでか。そこにあるのは私たちがマダガスカルで見た紡錘形のパ
ンヤの実だった。上には丸い実も見えた。

・・と予定通りの一日を過ごした。
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7月10日 廃線跡で観察会

2010年07月10日 | Weblog
『南海電鉄旧高野線の橋本への紀見峠越え区間は、ニュータウン開発
や輸送力増強のために大規模な複線化と線形改良工事が行われ、河内
長野~橋本間の大部分が新線に置き換えられた』らしい。

今日は遊歩道に整備された廃線跡を天見駅から千早口駅までを歩く
半日の観察会。
最寄駅から4回乗換えて天見駅に到着。

 
天見駅を出て間もなく廃線跡の遊歩道に入る。木陰の涼しい道
ここを電車が通っていたの?と思うくらい狭い道 
軌道も狭い単線だったのだろう。

  
廃線跡の上を覆う鉄の構造物。これは何なの?

  
左側上屋根?はスロープ状に斜めに降りている。何だろ。
右側はトンネルらしい。土嚢の積んだところはトンネルに通じていた
らしい。

 
千早口駅⇔天見駅の表示板が残っていた。
さっきのスロープ状の屋根を出口から見たら・・上に通じるスロープ
の道になっていた。構内制限速度10キロと書かれている。


千早口駅近く 振り向いたらトンネルがあった。来る時通ってきた
トンネルだ。 間もなく千早口駅

おっと今日は観察会だった。
      
天見駅近くのニッケイの大木 
この辺はナンテンの栽培が盛んだそうだ。道路のそばにもたくさん
植えられていた。

 
ネムノキの花が満開 たくさんの花が集まってボール状になってい
る。ピンクに見えるのはオシベ      マメはどこに出来る?
よく見たらメシベのある花が1つ混じっている。
 
初めての道で、発見やわからなかったことが判明したこともあり、
面白い半日だった。
又、今日歩いた他にも廃線跡が残っているようで、機会があれば歩
いてみたい。
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7月9日 鳥探しは雨  楽しみは先延ばしに・・

2010年07月09日 | Weblog
朝から雨だったが、止むことを期待して、友達が先日見たという鳥
探しに連れて行ってもらった。

前に見たというあたり中心にしばらくあっちこっちと歩きまわった。
・・が雨は本降り・・同じ柳の下にドジョウは見つからなかった。

予報では今日は曇りのはずだったのに・・
でも、私たちのために連れてきてくれてありがとう。

雨でも何なりと見るものはある。

 
ヒメシャラ?ナツツバキ?(植栽)   ネムノキの花は雨が似合う

 
アカメガシワの雄花(左)雌花(右)も目の前で見れた。

リョウブの花・ウリカエデ実・イヌザンショウ蕾・ゴンズイ青い実・
タブノキ実など見て、後はドライブして産直野菜など仕入れて帰っ
た。

お楽しみは先延ばしとなった。
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7月8日 明日香村 尾曽 キツリフネ

2010年07月08日 | Weblog
観察会で尾曽へ。

 
歩き始めてすぐに見つかったキヌガサダケ 
臭いグレバを取れば中華料理の高級食材 1回だけ食べたことがある。
         右)マタタビの白い葉色が褪せて実が出来ていた

 
川のそばにヤブカンゾウ     尾曽 威徳院への古い参道入り口

今は車道が出来て、この参道は通る人もなく、下見の時には草ぼうぼ
うで、今日の担当者は草刈り鎌持参で来られたが、幸いにも草は刈ら
れていたが、ジクジクと水がしみだし、距離は短いが急な坂もある山
道だ。車道が出来るまではこの道だけが下界?通じる道だったのだ
ろう。

  
 途中の丁石 読めない    満開のツチアケビ 
       
天空の集落「尾曽」に到着

 
 藤花山 威徳院   尾曽の標高は400m。
秘仏毘沙門天を祀る真言宗のお寺。元は飛鳥時代の建立らしい。
  右)ヤマボウシはまだ花が終わったところ。上の方にはまだ白い花(苞)が残っていた。 

 
ヤワゲフウロがまだ咲いていた オオエノコロにクモヘリカメムシ?

飼料や肥料に混じってきたものか? 明日香平坦部よりも早くに居
着いた帰化植物「ヤワゲフウロ」と「オオエノコロ」
ここで見つけたのはもうだいぶ前になる。

 
生まれたてのカタツムリ(黄緑はペットボトルの蓋)
                     右)カエルの赤ちゃん

 
午後は山の中の車道を下る。キツリフネがあちこち群生していた。
「キツリフネとツリフネソウは「キョ」の形が違います」と説明が
あった。「担当の人が説明役」と言うのが定着してきた。
調べたりするのでいい勉強になる。

観察会終了後、前にキヌガサダケを見つけた場所へ行ってみた。

すでに萎んでいるのがいくつか。丸い卵?がいくつか。まだきれい
な姿のが2本あった。

 
     丸い幼菌          気になって1つ裏返してみた

根っこがこんな細いものとは意外だった。
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7月5日 甲山 昆虫観察会

2010年07月05日 | Weblog
甲山へ昆虫の観察に

 
私の今日のいちばんの収穫は名前だけは知っていたけど見るのは初
めてのアケビコノハ ギョロリとにらむ目玉模様は迫力がある。
ミツバアケビに付いていた。

中河原でMさんが網を持って水の中へ(仁川)気持ちよさそう・・

 
ドンコ・ヨシノボリ・カワムツ・ヤゴ数種・カワニナ・ウシガエル
のオタマジャクシなど  水が冷たくガラスが曇る。
イトトンボのヤゴは初めて見た。

 
コオニヤンマはオニヤンマとは別の仲間「サナエトンボ科」だそう
だ。              右)コオニヤンマのヤゴの抜け殻
   

 ウシガエルの子供 初めて見た 

 
     仁川を渡る橋        なかよし池のハンゲショウ

 
甲山を正面に愛の像や傘型噴水のある前で集合写真。
散歩で通りかかった人に撮影をお願いしたら・・なんとその人は
棋界の大御所内籐さんだった。わお!
(最初の記事失礼にも人名間違いました)
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7月4日 葛城山麓

2010年07月04日 | Weblog
御所駅から葛城山麓を歩く。
 
  山麓に向かうのどかな風景       田んぼにはカブトエビ

 
      ヒメガマ(左)やガマ(右)の混じった放棄田?


一面にメハジキが生えていた元畑? 
メハジキを見るのはずいぶん久しぶり。

葛木坐火雷神社(かつらぎいますほのいかづちじんじゃ)
通称「笛吹神社」
火を司る「火雷神」と笛吹連の祖「笛吹神」を祀る。

社叢は奈良盆地周辺の扇状地の極相をなすイチイガシ林として天然
記念物になっている。

 
イチイガシ 枝先の葉がまばらに見えるのも特徴の一つとのこと


境内に日露戦争記念の大砲があった


山麓にある「ラッテ高松」アイスクリームを食べた。
ここは乳牛50頭を飼育し、乳製品も製造販売、ここでも食べること
ができる。
この頃の騒動に牛さんもなんとなく憂い顔?


山麓公園近くの「寺口忍海古墳群D-30号墳」


解散地点忍海駅への途中の一面ワルナスビの畑?空き地?
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7月2日 矢田丘陵周辺 下見

2010年07月02日 | Weblog
この辺に精通しておられるUさんに案内していただいて9月の観察会
の下見

通過するはずの田んぼ道で・・

 
斜面にあった 見たことがない植物 何だろう?
ナデシコ科と推定して、帰ってから図鑑をひいてみたが不明。

今日はルートだけ見るつもりで来たが、車が入ってない道で、植生
が荒れてない。いいところだ。

 
   ネジバナもたくさんあった         静かな山田        
  
      トノサマガエル              ?ガエル
生き物も豊富そう。

たぶん本番は観察に時間がかかるだろう。

「見てほしいところはこれから先」と言われるが、たぶんそこまで
は進まないだろう。
そこはまた別の機会にして、9月初旬はまだ暑いのでゆっくりコース
を考えてもらった。

ちゃんとした道は少ないので、コース案内がむつかしい。
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7月1日 奥飛鳥

2010年07月01日 | Weblog
山の日陰は涼しい。
今日も面白いものが見れた。

 
マタタビは今、葉が白くなっていて、山道にたくさん花が落ちてい
た。雄花と雌花 圧倒的に雄花が多い。
  右)これ何?と聞かれて「アオハコベ」って言ったけど、実は
   見るのは初めて。山裾の道端。こういうところにあるのか。


カラムシの葉に切り目を入れ、きれいに折りたたんでくるくる巻い
て・・オトシブミと同じような巻き方。
中には卵があるはず。可愛そうだけど、慎重に葉を開いていくと・・いちばん最後の葉の先に黄色い卵が1つ。

この丁寧な巻き方、人間だと設計図を描いたりするのだろうが、小
さな虫がどうやって伝えていくのか考えるとほんとに不思議。

写真を取ろうとしたら卵はポロリと落ちてしまった。
さて、これは何の卵かな? アカタテハの巣とは巻き方が違うし・・
フクラスズメは葉を巻かないと思うし・・??

 
こんなアップはそうそう撮れるものではない。
この人懐こい子(サカハチチョウ)は私の手袋が気に入ってず~~
っと止まっていた。
そして口吻を伸ばして手袋をペロペロ。汗がおいしいのかな?
いっぺん飛び立ってもまた戻ってくる。
そこで接写で撮影。左手に乗っているので撮りにくかった。

 
親子・兄弟・親戚? ササクレヒトヨダケがたくさん出ていた。
傘が開くと周辺部から黒い汁を出しながら溶けていく。

蕾の頃は食べられるらしいが・・食べる気はしないなあ。
コメント (3)
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