梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

男と女ー初恋

2011-04-21 10:17:11 | 雑記
初恋と言うのは何時頃だったのだろう?思い返してみると「初恋」と言う感情はどう言う感情になったら「初恋」何だろう?未だ幼い頃同級生や下級生に好きな女の子は確かに居たが一緒に居ると楽しいと言う感情だった、見えないと探す事も有ったし子供同士遊ぶ時に人気者の女の子は皆で探したり呼んできたりした、他の女の子とは違うと言う感情は無意識であっただろう、
しかし子供同士で遊んでいて他の男の子と仲良くしていても所謂嫉妬心は起きなかったと思う
あれはそう言う意味では「初恋」では無かったんだろうな、他の子と区別して特別の存在だと思っても独占欲と言うか嫉妬は伴わない感情だったのだからその後の恋とはかなり違うだろうと思う。
小学校低学年、多分1年生か2年生の頃遠足で町の遊園地に行った、そこで回転する飛行機の遊具に乗った時当時一番人気の有る子と二人で乗る事になった、その時先生が写した写真を暫く大事に教科書に挟んでいたが、もしかすると一番人気の有る彼女と一緒だった事が自慢だっただけかも知れない。
小学校高学年になった時中学生の女の子にあこがれた事が有る、田舎の生活なので登校は基本的に歩きだが雨が強いと特例としてバス通学が許可された、偶々その先輩が次の停車場から乗って来て空いていた自分の隣に座った時、自分が真っ赤になるのが分りどう対処していいか分らなかった事が有った、今思い返すとこれが初恋だったんだろうか?しかしそれ以外その先輩の事は全く覚えていない所を思うと単に思春期の入り口で自意識過剰だっただけなんだろうな、
中学の頃はやはりそんな話が盛り上がる様になる、中の良い悪友達と「お前は誰が好きだ?」とか「お前は彼女が好きなんだろう?」と言った会話がそこそこ出て来る、女生徒同士も盛り上がっていて男女を越えた中の良い女生徒からこっそりと情報が来たりしていた、当然お互いに「性」と言うものも理解し、玩んだり持て余したりしている時期になっているので妄想はかなり具体的になってくる、しかしどう言うわけか好きになった女子は妄想の対象から外してしまう、悪友に聞いてもやはり「対象は大人の女性」が妄想の対象でどうもその頃の恋愛とは憧れの様なものだった気がする、
東京に出てきて10代後半に大手の電気会社を辞めて食品会社のルート営業の仕事に就いた時に先輩から悪所を教わった、その頃元の会社の後輩とそのまま付き合っていて、音楽を聞いたり喫茶店で話をする付き合いをしていたが1年ほどで自分の前から消えていった、
それから暫くして同じ会社の女性と同じ様な付き合いを始めて半年位で関係を持った、そしてその時に消えていったあの子はこの関係に成れなかったのが原因だったのではなかったのかと気が付いた。
考えてみると恋と言う物がやはり男と女の関係が条件なら「初恋」と言う物と「憧れ」と言うものの境目はどの辺りにあったんだろうか、