MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

JAZZ Piano 愛聴盤 No.9(Wynton Kelly/ウィントン・ケリー)・・・

2008年04月07日 | JAZZ Piano
JAZZ Piano愛聴盤としてWynton Kellyを・・・

WYNTON KELLY!

Wynton Kelly (p)、Paul Chambers(Bs)、Sam Jones(Bs)、Jimmy Cobb(Ds)

ウィントン・ケリーのAUTUMN LEAVES/枯葉 が聴きたくなった。
たしか、輸入盤をもっていたはずだ・・・。レコードBOXを物色・・・・。
久しぶりに聴くレコードである。丁寧にレコード袋から盤を取り出し、丁寧に清掃(私は木綿のガーゼを濡らし丁寧に拭き取るのである・・・。ウーン 面倒だ・・ 笑)
ジャッケトを見るとAUTUMN LEAVES/枯葉 はA面の3曲目と表示してある。
レコード盤A面をターンテーブルに載せ、まず3曲目の枯葉を聴いてみよう。ゆっくりと針を下ろす。
聴こえてきたのは・・・。ウーン? 私の知っている枯葉ではない・・・。レコード盤を確認してもA面3曲目となっている。取り合えず、A、B面通して聴いてみることにした。するとB面の3曲目に枯葉が入っているではないか。結局、プリントミスの不良盤(レコード盤のプリントがAB面逆)であることが判明した・・笑

(プリントミスのレコード盤とジャッケトです・・・)

そういえば、バーゲンで手に入れた、このような不良? 輸入盤を、過去何枚かお目にかかった事があるなぁ~笑
皆さんもこのような経験をお持ちかも知れませんね・・・。

閑話休題

横道にそれたが、このアルバムの紹介である・・・、このアルバムはウィントン・ケリーのトリオでの作品としてあまりにも有名な人気盤で、簡単な紹介にとどめるが・・笑
“枯葉”をはじめとしたスタンダードナンバーが納められており、ケリー節ともいえる跳ねるようなスイングするプレーに加え、バラードで聴かす絶妙なタッチが最高で、リラックスして楽しめる一枚です。
コメント (4)
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本格的な春がやってきた・・・

2008年04月06日 | 日記
昨日の岡山市は暖かく、お花見には絶好の日となった。
散歩とドライブを兼ねて、お弁当を持って、妻と一緒に出かけようという事になった。
我家近くには貯水池があり、公園として整備されているが桜の木も植えてある。
行ってみると、ほぼ満開に近い、多くの家族連れが、楽しんでおられる。

少し留まってそこで、お花見を楽しみ、お弁当を頂き、少し遠いが近郊の玉野市深山公園に行ってみようという事になった。(全く計画性の無い行動で、私は時々その時の思いつきで行動する事があるが、この性格には妻も家族も戸惑う事しかりである・・笑)
ここは自然の山を整備した公園で、山には遊歩道やオリエンテーリング等があり、自然を活かした公園だ。
行って見ると花見客で凄い人である。人ごみを離れて遊歩道の方へ向かい散歩を楽しんだ。そこは山桜とツツジが咲き誇っており、ゆっくりと散歩を楽しみ久しぶりに自然を満喫することが出来た。遊歩道出ると池があったが、そこで戯れている鴨の仕草がとても可愛らしい・・。
今年もおかげ様で、夫婦揃って、お花見が出来たなぁーと感謝〃〃の一日であった。


妻が、我家の狭い敷地の至る所を占領し、置いてある鉢植えの花々が咲き誇ってきた。
庭木からも一気に新芽がでてきた。
本格的な春がやってきたと感じた一日であった。
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JAZZ Piano 愛聴盤 No.8(Kenny Drew/ケニー・ドリュー)・・・

2008年04月05日 | JAZZ Piano
JAZZ Piano愛聴盤としてKenny Drew を・・・

彼はバド・パウエルの流れをくむハード・バップ・ピアニストの代表格と言われておりますね。
今回紹介するアルバムは彼がヨーロッパへ渡り、デンマーク・コペンハーゲンを活動の拠点とした時に出会ったベーシスト ニールス・ペデルセンとの競演アルバムであり、一枚はトリオで、もう一枚はアルバムタイトル通りのニールス・ペデルセンとデュオアルバムである。
①Dark Beauty ②DUO 2

ケニー・ドリューの素晴らしいテクニックで聴かせる、ハード・バッププレーは聴くものに楽しさと興奮を与える、また、一方、スローバラードで聴かせる哀愁に溢れた歌心溢れるプレーも魅力的である。
そして何と言ってもこのアルバムの大きな魅力はニールス・ペデルセンのプレーである・・・。
彼の太くて・クリアーなベース音は時には重いリズムを刻んで全体を引っ張り、時にはメロディアスに歌い上げるようなプレーを聴かせたり、音楽性の高い、素晴らしいプレーを聴かせています。
どちらのアルバムも演奏内容に加え録音状態も素晴らしく、我家のリビングルームのスピカーから聴こえてくるニールス・ペデルセンの太くて・クリアーなベース音が心地よい。
(我家の愛器SP-LE8T)
私にとって、リラクッスして楽しみたいときに聴きたくなるアルバムの一枚だ・・・。
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長年、聴いていないレコードを久しぶりに (その5)・・・

2008年04月04日 | JAZZ Sax
また、またこんなレコードがありました・・・。
私は現在、長年、押入れの奥に眠っていて、日の目を見ることがなかったアルバムをせっせセッセと聴きまくっている・・・。
団塊オヤジになり、久しぶりに聴くレコードはどれも新鮮で新たな魅力もあり、若いころの感覚とは随分違ってきているなと感じている・・・。
さて、前回のブログでも綴ったが、ジャケットを開いて見てもまるで中身が思い出せないアルバムがあるのだ・笑・。
これらのアルバムはおそらく、昔々、JAZZを聴き始めて、熱中していたころ、中古レコード店にもよく行っていたが、その時、衝動買いしていたものだろうと思う(笑)
さて、今回はそんな衝動買いしたアルバムで、どういう訳か、これまでほとんど聴いていなっかた、アルバムを紹介したい。

SKY SHADOWS/ERIC KLOSS

Eric Kloss(as.ts),Pat Martno(g),Jaki Byard(p),Bob Cranshaw(bs),Jadk DeJohnette(ds)

このアルバムを聴いた感想は・・・気に入りました・・・(買った、本人がいうセリフではないが ・笑・)

盲目のアルト・テナーサックス奏者、エリック・クロスのアルバムでストレートアヘッドな中にもアバンギャルドな香りも漂う、なんとも不思議で魅力的なアルバムで、60年代から70年代への転換期における新主流派によるアルバムといったところでしょうか。
パット・マルティーノ(g)、ジャキ・バイアード(p)も独特の雰囲気漂わせた魅力的なプレーを展開している。
私がこのアルバムを衝動買いした大きな理由はおそらく、パット・マルティーノ(g)が参加していることであったと思う(定かではない・・・思い出せないのである 笑)
パット・マルティーノは私にとってはマイナーなギタリストであるが、玄人好みというかJAZZギターを聴きこんでいる人には結構、人気がありますよね。私もそんな評判が気になって何枚か彼が参加したアルバムを持っており、このアルバムもそんな理由で買ったのではと思っている。
このアルバムを久しぶりに聴いてみて、パット・マルティーノのプレーはロックからオーソドックスなJAZZギターまで好きな私にも、十分魅力的なプレーに聴こえた。
まだ、彼が参加しているアルバムを持っているはずである・・・ 聴いてみよう・・・。
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長年、聴いていないレコードを久しぶりに (その4)・・・

2008年04月03日 | JAZZ
こんなレコードもありました。

LEGWORK/Jeremy Steig

Jeremy Steig(Fl)、Don Allas(Ds)、Eddie Gomez(Bs)、Sam Brown(g)

あの名盤「ホワッツ・ニュー」でビル・エバンスと競演している、ジェレミー・スタイグのアルバムである。
このアルバムは内容がまるで思い出せない・・・?
ジャッケトには、へんな(笑)、前衛的な絵(イラスト)をバックにジェレミー・スタイグがフルートを吹いている写真と時代を感じるサイケな靴下をはいた女性が写っている。
大体レコードジャケットを見ると演奏内容が想像できるのであるがこのアルバムはどうも分からない・・・。
期待しながら、レコード盤をターンテーブルに置き、針をゆっくりと下ろす・・・。
ウ~ン・・。聴こえてきたのは日本のお祭りで聞く笛のような音色の演奏である。ドン・チェリーの“永遠のリズム”を聴いたときのような感覚になった。
ジェレミー・スタイグのフルート演奏は、あの名盤「ホワッツ・ニュー」でも聴かれるように、息でのアタックと同時に、声が漏れるほどのエモーショナル溢れる奏法であるが、このアルバムではその奏法がアバンギャルドな感じで表現されており、フリーなJAZZも好きな私にはとても面白く感じられた。
中にはサム・ブラウン(g)が参加しているブルース(ロック系ブルースである)等もあり全体的な印象は、やや散漫な印象もあるが、久しぶりに聴いて(・・と言ってもこのアルバムを聴いたのは三十年ぶりであるが・笑・)とても面白いアルバムという印象であった。

ジェレミー・スタイグというミュージシャンを私はよく知りませんが、調べてみると彼はフルート奏者と同時に美術家としても高い才能を持っているそうです。彼は演奏するのと同じ位描くことにも専念して育ち、非凡な多作の画家で、幾度と個展などを開くほどの腕前とのこと。彼は画家としての家系から来ており、父親は偉大な漫画家だそうです。
ということで、ジャケットに書いてある、変な(笑)イラストは彼の作品ということが分かった次第で、そう思って、改めて見てみると前衛的な香りも漂った、素晴らしい絵ですかね・・(笑)

(アルバムに描かれているイラスト)
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長年、聴いていないレコードを久しぶりに (その3)・・・

2008年04月02日 | JAZZ
The JAZZ CRUSADAERS /RECORDED LIVE AT THE NEWPORT AND PACIFIC JAZZ FESTIVALS
Joe Sample(P)、Wilton Felder(Ts)、Wayne Henderson(Tb)、Jimmy Bonnd、Herbie Lewis(Ds)

こんなレコードがありました。(帯も残っており、少し薄汚れているが、保存状態もまずまず良好だ・・笑)
ジャズ・クルセダースのライブアルバムである。
昔々のことであるが、ファンキーな香りが一杯のこのアルバムをどこかのJAZZ喫茶で始めて聴いて、どうしても欲しくなり購入した事を思い出した。(JAZZ喫茶の高級オーディオ装置から大音量で流れてくるJAZZは刺激的で、聴くレコードは全て欲しくなってしまいましたね・笑・)
私はこのとき初めてジョー・サンプルというピアニストを知り、メロディアスで美しいタッチのジョー・サンプルに興味を持つようになりました。
フュージョングループのクルセダースになってからもチェックはしていたが、私にはジャズ・クルセダース時代の彼のプレーを聴いたときのような感動を味わえる事は出来なかったですね。
このアルバムはフュージョングループになる前の純粋にJAZZを目指している時代の彼らのライブ演奏が収められている貴重な記録といえるのではないでしょうかね・・・。
演奏内容も若々しさが溢れており、今日聴いてみても古さを感じるどころか、逆に新鮮で、聴いていて元気のでるアルバムであった。
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長年、聴いていないレコードを久しぶりに (その2)・・・

2008年04月01日 | JAZZ Sax
団塊オヤジが長年のサラリーマン生活から開放され、数ヶ月が経った。
JAZZを思い切り楽しもうと長年押入れに眠っていたレコードを聴きまくっている今日この頃であるが、スイングジャズからモダンジャズ、エレクトリックなジャズまで久しぶりに聴くレコードは皆、どれも新鮮に聴こえ、楽しい。
まだまだ、長年聴いていないアルバムが数多くある。

今日紹介するレコードもそんな中の一枚で、チャリー・パーカーを伝承するアルト・サックス奏者チャールス・マクファーソンのアルバムである。(ハードバップを伝承したアルバムという事になりますかね・・)
today's man/Chales Mcpherson

Chales Mcpherson(as)、Barry Harris(p)、Lawrence Wvans(b)、Billy Higgins(ds)、ect
1973年2月5、6日録音

A面がビッグバンドをバックにB面がカルテットによる演奏であるが、どちらもチャールス・マクファーソンの美しい音色のプレーが素晴らしい。
しかしながら、伝統に根ざしたミュージシャンのプレーは時を越えても輝きを放っていますね・・
このレコードは本当に久しぶりに聴いたのであるが、改めてバップの楽しさ、素晴らしさを認識させられた一枚である。(渡辺貞夫の“アイム・オールド・ファッション”が聴きたくなった・・・)

最後にチャールス・マクファーソンの略歴を・・・(ネットより抜粋)

Charles McPherson(alto sax)/チャールス・マクファーソン
1939年7月24日ミズーリ州ジョブリン生まれ。13歳からアルト・サックスを学び始め、17歳の時にビバップの影響を受ける。
‘59年、ニューヨークへ進出。バリー・ハリス(p)に師事。活動を共にし、多大な教えを受ける。その後、バリー・ハリスの紹介でチャールス・ミンガス(b)と知り合い、エリック・ドルフィー(as, bcl)を擁した彼のクインテットと共に活動。60年代に入り、この時代には珍しいパーカー派のアルト・サックス・プレイヤーとして注目され始め、頭角を現す。
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