CubとSRと

ただの日記

関われる範囲

2019年05月11日 | バイク 車 ツーリング
 先月、クルマのコーティングをしてもらった。
 年に一回やってもらって、あとは一、二か月に一回、洗車機で水洗いのみ。
 で、買って5年目に入った。
 最初に乗ったツインと合わせたらクルマに乗り始めて8年目。
 「初心者みたいなもんだから・・・」
 、と言って下手くそな運転の言い逃れをしてきたけど、8年目ともなれば、この言い訳はいくら何でも遣えない。
 「反省だけ」したって、ちゃんとそれなりに練習しなきゃいつまでたっても上手くはならない。
 けど、うまくなるまでに散々怖い思いもしなきゃならない。
 怖い思いをするだけなら、まあしょうがないけれど、周囲に怖い思いをさせることだけは何としても避けたい。
 何よりも事故を起こして取り返しのつかないことをしてしまえば・・・。
 そう殊勝なことを思ったとしても、「本当に肝腎なことは何か」と言えば、結局は自身の関われる範囲内に注意を配ること、でしかない。
 事故は相手のあることだ、どれだけ注意をしてたってもらってしまうこともある。
 先日の大津の事故や集団登校時の事故のような痛ましいことだって起きる。事故が起きてから「運転するのをやめた」って、失われた命は戻ってこない。
 「だからクルマをなくせば良い」、「全部自動運転で~」
 、なんて意見が大多数になることは、ない。
 「自分の関われる範囲」。
 例えば、乗車前点検。例えば丁字路の二段階確認停止。例えば方向指示器を三十メートル前に点ける。例えば、携帯電話の電源を切って置く。例えば運転しながら同乗者と談笑しない。例えば薄暮には早めに点灯する。例えば、運転しながら飲み食いしない。・・・・
 まだまだいくらでもあるだろう。
 けど、それらをすべて実践していても、事故が起きないとは言い切れない。  
 「相手のあること」だから。

 コーティングをしてもらって一ヶ月経ったので点検洗車をしてもらいに行った。
 終わって帰る時。
 タイヤの空気圧を見てもらっている客と、店員のやり取りを何となく眺めていた。
 空気が半分しか入ってない、と店員が言っている。
 客はパンクした時に見てもらっただけで、タイヤ交換も自分はしてないから、みたいなことを言っている。
 「一本だけなら、と思うけど、全部みたいですね」
 
 素人目にもわかる。接地面側の径が半分の厚さになっている。
 バイクなら曲がるたびにグニャグニャして気持ちが悪いのだが、流石に4つもタイヤがあれば、そういうことはないんだろうか。
 これなんかも関われる範囲であることは間違いない。
 セルフサービスのスタンドでは、何となく頼みにくい、ってのはあるんだけど。

コメント
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