8月3日(火)
今日は雨になるということで出られないだろうから、と昨朝(2日、月曜)はとにかく行っておこう、と。
月曜日だ。休み明けはいつもそうだけど、煙草の吸い殻が呆れるくらい大量に落ちている。それにジュースの空き缶、空きペットボトル(何だか俳句の「字余り」みたいで落ち着かない)。藤棚の下も何も関係ない、そこら中に転がっている。
全部拾って回ると相当な時間がかかる。それに加えてここは駐車場、車が出入りする。元々、休憩や仮眠のために車を停める場だから、それらの車がいつ動き出すか分からない。煙草の吸い殻拾ってて轢かれた、なんて、そんなのは嫌だ。
早い話、ゴミを拾うのは、他人は知らず自分の場合は単に自己満足のためだ。危険を冒してまでゴミ拾いをするのは本末転倒。
使命を終えた煙草の吸い殻を拾う。命を懸けて遭難者を救おうとするのとはわけが違う。
それで藤棚の周辺だけやって、あとは見て見ぬふり。
いや、見ないことにした。
何より日記を書こうとしてきたのに、その環境づくりのゴミ拾いなのに、そのために日記を書く時間が無くなってしまう、なんてあり得ない。
日々進行するボケに抗うための日記だ、苦手なことに義務感を以て取り組むのも自己肯定の便法なんだ。
ゴミを拾っていたら、今朝も先日と同じくウォーキングの最中らしい人がやってきた。
先日は男性、この日は女性。最近は男女とも見た目も格好も若いからどれぐらいの年齢なのか、よく分からない。
加えて、ウォーキングをやるということは健康にも気を付けているわけだから、足腰もしっかりしている。余計若く見える。自分の足でなくバイクで「散歩」、などと怠けたこと言ってベンチに座り込んでチマチマと日記をつけている奴なんかとは違う。
ゴミをまとめようとしたら袋が破れて、サイドバッグ内に吸い殻をばら撒いてしまった。慌てて「煙草臭くなるなぁ」とうんざりしながらも再度袋に入れ、別の袋を使って二重にしようとしたら、今度はその袋も破れ、再度吸い殻をバッグにぶちまけてしまう。
吸い殻以外の物。団扇の剥がれた扇面を拾って入れたのが間違いだった。ビニール繊維の入った紙の角が当たって、尖った部分が当たると容易に裂けるスーパーの小袋は何の抵抗もできず裂けるしかなかった。気の毒に。
しょうがない。次回からはビニール袋も持って来るか。