CubとSRと

ただの日記

ゴミ箱があれば

2021年08月08日 | 日々の暮らし
 7月29日(木)

 久し振りに早朝散歩ツーリングに出掛けるようになって三日目。
 
 昨日と同じく7時過ぎに着く。
 今日はカブで、水筒とパンも忘れず持って出た。
 
 藤棚の下のベンチ周辺と自販機近くには十本ぐらいずつ煙草の吸い殻が落ちていた。
 勿論、昨日の失敗から、今日はビニールのゴミ袋を持って来ていたので、あっさり片付く。ただ、捨てる場所がないので持って帰るしかないのが、面倒ではある。
 だからと言ってゴミ箱を設置したらどうなるか、と考えてみる。
 家から持ってきた、或いはクルマの中で出たゴミをそこに捨てていく輩が後を絶たなくなるだろうから、それはそれで具合が悪くなるだろうことは想像に難くない。
 自動車道のSAの分別型のゴミ箱が、いつも満杯になって外にあふれ出しているのは楽しいツーリング中の数少ない興醒めポイントの一つだ。あれは大体、週二回の生ゴミ回収の日と家族旅行に出る日が合わず、生ごみを家に置いておくよりは、と一緒に持って出るのが癖になっている家がやってるんだろう。

 ゴミ箱は金網だ。底に缶ジュースの残りなどが溜まらないようにするためなんだろう。金網だから燃えないけど、煙草の吸い殻を放り込んだら地面に落ちる。意味がない。
 灰皿なんか並べようもんなら盛大に煙を上げる吸い殻の山がそこかしこにできる。危なくって仕方がないし、タバコ臭い。それくらいなら地面に落ちて踏みつけにされている方が安全ではある。その分汚い。景色が汚れ、見る者の心が荒む。
 「同じ場所にタバコが十本以上」と言ったって、一人で喫ってるわけじゃない。おそらくは仲間内で談笑しながら吸ってそのまま、というところ。
 「偶々吸い殻入れを持って出るのを忘れた。一本喰らい捨てたってどうってことないだろ?」
 そう自身に言い聞かせ、いささかの後ろめたさを胸に、一本捨てる。
 二本目は後ろめたさが少し薄れ、周囲に仲間がいれば後ろめたさは霧消する。結局は「はじめの一歩」、じゃない「最初の一本」なんだろうな。


 ところで。
 「早起きは三文の得(徳)」と言うけれど、朝十時頃までもたもたしていたら、すぐ夕方になる。この三日間、いろんなことをしたけれど、気が付けばまだまだ午前中。
 この三日間からすれば、それ以前は一日が十二時間しかなかったような感じ。

 
コメント (2)
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