8月18日(水)
今朝。6時過ぎに居間に降りる。
雨の余りの降り様に驚く。何しろ音がすごい。
それでも、その時はさほどのこととは思わなかったのだが、昼過ぎ、鴨居の辺りから水が滴り落ち、敷居が水浸しになっていることに気付く。
慌てて溜まった水を雑巾三枚に吸い取らせ、洗って絞ることを二、三回繰り返しているうちに少しはおさまってきた風だが、今回もまた台風でもないのに居間と二階(寝室)の雨戸を、雨が吹き込む中で、気にしながら閉める。
後で降水量の記録を見ると、ひどい時は一時間に32mm降ったらしい。
午後6時を過ぎて、少しマシになった風なのでこれを書いている。
今日一日はまだ終わってない。またいつ大雨になるか分からないらしい。
こんなだから、勿論外には出られなかった。それはしょうがない。
雨が続くと木製の玄関ドアが湿気で変形する。ドアを開けにくくなり、同じく閉めにくくなる。
引き戸に比べて開き戸というのは、防犯上でも災害に対しても強いのだが、開けにくく閉めにくい、ってのは不便だ。
それに比べたら、引き戸は開けやすく閉めやすい。
と思っていたのだが、アルミ枠の掃き出し窓の内側に障子が入って畳敷きの部屋の体裁を作っている。そこに雨水が入って来る。障子の木枠は敷居と結託して思い切り水を吸い込み、玄関ドアと同じく精一杯変形する。
そうなると障子を開けることも閉めることもできなくなる。開き戸より性質が悪い。雨が止んで二日ほど晴天が続かなければびくともしない。
「もういいかも」と慌て気味に開け閉めをしようとすると、華奢な窓枠は玄関ドアと違って簡単に変形する。
先に乾燥してしまった障子紙だけが、とばっちりを食らって斜めに破れる。それも一か所ではない。障子の中の格子になった部分は全て歩調を揃えて破れる。今回、数年ぶりにそれをやってしまい、障子紙が何ヶ所か破れた。
まだ障子の木枠は乾燥してないから動かない。乾燥しても鴨居が下がってきていて、障子を外すことができないから、障子の張替えも容易ではない。
破れたところだけ切り抜いて張り替える、という方法を取るしかないのだがみっともないだろうな、と思ったり、いっそ格子を生かした市松模様に張り替えて、炭治郎の羽織みたいにしてやろうかと思ったり。
しないよ、そんなこと。
結果としてそうなるかもしれないけど。