今日。(9月22日)
雨が降る、というので散髪に行くのは諦めていたのだが、一向に降らない。
本当に言葉通りの「雨模様」。加えて降雨予想の時間帯が二社で正反対。
段々ジリジリしてきて「降られたら降られた時のこと!」と、蛮勇(?)或いはケンチャナヨ(?)精神で散髪に行くことにした。
「グズグズと迷ってないで早々に出発していれば良かった」と、店に着いた時、思わされた。待っている客はいなかったが、調髪途中の客が二人。
つまり、30分以上待たされる。
でも、寂しい頭になるのは百も承知で来たのだ、来たからには待っているしかない。予想通り30分余り経って、先客たちは帰って行った。
散髪が終わり、頭を洗って、ザっと拭いた状態の姿が鏡に映る。
その時、
「あ~あ」
と思うようになったのは、いつからだろう。
やはり、この二年ほどか。
特に今年になってからは毎回、ショックが倍増して想像以上の大軍となって攻めつけてくる。
今月なんか、もう「禿げ」そのものといった感じだが。
初めて全体に短くしてもらったから、次回のショックは3ヶ月後くらいか。
気落ちしている間もなく、外は遂に雨が降り出した。
繰り返すけれど、早々に出発していたら気落ちはともかく、雨には降られないで帰ることができた。
家に帰った辺りで雨は止んだ。
ネットの通信販売で買った薄いブルゾンは、思った以上に雨をはじいてくれた。
が、レインスーツと言うわけではないからそれなりに濡れたし、ズボンは初めから防水機能は期待してない。
とにかく全部洗濯機に放り込む。
まあ、上手い具合に降られなかったとしても、鏡を見て落ち込んだ後じゃあ「運が良かったなぁ」とか「やったぜ!」なんて気持ちにはならないだろうから、どっちでもいいような気分。
却って「弱り目に祟り目」と思った方が、気分を切り替えやすいのかもしれない。
それなら次回も雨の降りそうな日を選んで・・・、あ、次回は年末だ。雨に濡れてインフルエンザやワクチンの効果切れでコロナウィルスに感染、なんてことになっちゃいけない。酔狂もほどほどにしなきゃ。