CubとSRと

ただの日記

解釈

2021年10月13日 | 日々の暮らし

(読者の声1)
 米軍の原子力潜水艦が、南シナ海で何かに衝突して損傷したが、自力でグアムに帰ったという。
 以下は私の小説だが、中国原潜を追跡していた米原潜が体当たりをしたのだろう。日本でさえ、鯨の鳴き声を翻訳できる。米艦は数百?離れた所から音響探知している。中国原潜は探知できなくとも、米艦は余裕をもって回避できたはずである。
 中国が米軍に対し執拗に情報開示を迫ったのは、いつどこで何が起きたのか全くわからないからだろう。
 中国は、舳先にラム(衝角)を取り付けて体当たりを敢行する1万トン級の軍艦を就役させた。日本は、日露戦争の頃には、すでに軍艦から廃止したラムをである。
 米軍は中国原潜の装甲の弱さを知って、体当たりしたのであろう。中国原潜は沈没した可能性が大きい。米軍は負傷者ありと発表したが、何も損傷しなかった可能性が大きい。
 在ユーゴ中国大使館を誤爆する米軍である。相手が蟷螂の斧をふりかざすと、反撃がえげつない。
 中国の辛亥革命110周年記念に対し、台湾を守るという姿勢は、単なる脅しではないという、米軍のメッセージであろう。
 中国の台湾侵攻は避けたい。だが、侵攻すれば断固として戦うという米軍の覚悟を示したのであろう。
  (斎藤周吾)

「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和三年(2021)10月12日(火曜日)
通巻第7080号 より

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 この転載文から書く日記のカテゴリーは何だ?と思ったのだけれど、やはりこれは「日々の暮らし」だろう、と。

 世間は「上っ面を眺めていたって物事の本質は分からない」、と言う。
 「それなりの勉強をしなければ見えてこないのだから、専門家の意見を尊重し、よく聞いて~」。その通り!
 そしてテレビのワイドショーでは専門家顔のコメンテーターや、領域外の専門家と称する人々が本質の説明を判り易く、繰り返し述べ立てる。「何の某のニュースそうだったのか!」なんて番組もできる。

 いやいや。
 「上っ面を眺めているからこそ、物事の本質が透けて見えるようになる」。

 青山繫晴氏言うところの「ニュースのしっぽ」は、コメンテーターの感想や、領域外の専門家・学者の説明に耳を傾け過ぎることによって見えなくなってしまう。
 煙に巻かれてしまうのと並行して感覚を鈍らせてしまうのが彼らによる説明・解説だ。
 彼らは番組の台本に沿って解説をする。台本を無視した弁舌を展開すれば、生放送なら次回は降板、収録ならば全編カット。

 以前に書いた日記で師範代が
 「鏡は要らんよ。ガラス戸に映しゃいいんだ」
 「全体が映りゃ良いんだ。見え過ぎても意味がない」
 、と言われたことを思い出す。

 微に入り細に渡った解説・説明で一番大事なもの(本質をつかむこと)を、我々はつい失念してしまう。

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 と言うことで、次回はその日記の転載を再び。
コメント
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