CubとSRと

ただの日記

また壊れたのか?

2023年12月22日 | 日々の暮らし
 11月29日(水)

 6時40分、やっと散歩に出る。
 昨日と同じく、5時に目が覚めた筈なのに。起きたのは6時。

 9時、パン店に電話をかける。呼び出し音ばかりで全く出てこない。
 電話番号が分かってる筈だから、無視されてる?
 そんなバカなことはしない。

 もう一度かける。同じこと。
 「しばらく置いてから」と数分後改めて掛ける。やっぱり呼びだし音。
 ・・・出ない。
 10分ほど空けてもう一度電話を掛ける。今度は呼び出し音すら聞こえない。
 ここに至って初めて異常に気付いた。
 この電話が壊れたか。それとも店の電話が壊れたか、二つに一つ、だ。

 「パンが買えなくなった」以前に、この電話が壊れてしまったのなら直さなきゃならないんだけど。どっちが壊れたのかはっきりさせなければ。

 前に壊れた時は三日ほど気が付かず、「ここ二三日、電話がかかって来ないから静かでいいな」と思い、逆に気が付くと全くかかって来ないのが気になり始め、で掛けてみたら呼び出し音がしない。受話器を持って耳に当てると通信音もしない。
 三十年近い昔のことだから、携帯電話もまだそれだけ普及してなかった。
 その時は、200メートルほど離れたところの電話ボックスに行って確かめた。

 今回はそこまでじゃない。けど、どうやって調べる?
 電話局に問い合わせれば良いようなものだけど、問い合わせの電話番号を調べるのが面倒くさい。
 そうだ、まだ開店してないところに電話を掛けてみよう。留守電の反応がある筈だ。

 というわけで、電器店に掛けてみた。
 すぐつながって目論見通り留守電の店員の声が聞こえてきた。
 つまり家の電話機は壊れてないということだ。障害は店の方にある。

 10時頃になって、今日はパンは手に入らないだろうけど直っているかだけでも確かめよう、と電話をかける。
 今度は繋がった。やはりあちらに問題があったようで、やっと復旧したのだそうだ。
 この時間なら駄目で元々、と思いながらパンの注文をしたら幸い取り置きができるとのこと。

 昼頃行く、と伝えて電話を切る。
 昼前、カブで出る。

 パンを買って、帰りに珈琲店に寄る。
 あとはまっすぐ帰るだけのつもりだったのが、鈴蘭台の入り口「水呑」の交差点で不意に気が変わり、鵯台へ向かう。酒の肴に鶏の炭火焼きを買って帰る。

 (ツイッター改め)Xで見た「生ハムのなめろう風」というやつが旨そうだったので作ってみた。
 確かになめろうの味がするが、やはり生ハム、味が濃い。
 今度つくる時は酒を少し入れた方が良いかも。

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あなた任せ

2023年12月21日 | 日々の暮らし
 11月28日(火)

 朝5時に目覚ましで起きたはずなのだが、気が付けば5時50分。
 ストレッチもせず飛び出そうとするが、いや、その前に天気の確認だ。
 カーテンを開ける。まだ真っ暗だ。というより何も見えない。
 雨が降っている様子はないが、朝靄が凄いことになっている。
 何も見えない景色の中、街灯のある辺りだけがボウっと灰色に光っている。まっくろくろすけの逆バージョン。

 外に出たのは6時5分。昨日散歩から帰ってきたのと同じ時間。
 雨は降ってないが、雨が降ったのと同じくらい道路も門塀の上も濡れている。
 昨晩、降るということだったが、結局は降らなかったように思う。

 寒くはない。手袋も帰り際には取ったし、すぐ後にヤッケも脱いで腰に縛り付けた。靄で見通しの利かない中30分余り歩いた。
 帰ってからネットで見たら、日付が変わって午前2時半頃降ったらしい。濡れていたのはその雨か。
 それにしても今日の空も本当に怪しい。陽射しも偶に届くが数分後には今にも雨が、と言った感じで薄暗くなる。

 今日は年に一度の貯金の日(個人ルール)。毎月の生活費から残したお金を12月に貯金する。

 2時半過ぎ、カブで出発。
 すぐに雨粒が当たり出した。
 とにかく12月の生活費の引き出しと、一年分の貯金をしたら、後の予定は中止、帰宅することにしよう。

 引き揚げる途中、やっぱりカレイの切り身だけでも買って来ようか、と思い始める。
 後戻りして正解だった。いつもはグラム180円近かったのが、今日は特売日だそうで、108円。買わないでいる手はない。
 とは言え、無茶買いをしても食べるのは一人だ。
 五切れ、買って帰る。

 明日はパンを買いに行かなきゃ。天気次第だけど。
 
 
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収穫

2023年12月20日 | 日々の暮らし
 さて。
 
 去年も今年もそういうわけで葱自体は手に入れることができた。
 事情も分かっていたから、とにかく雪が降らないうちにと思って行ったのは正解だった。

 ただ去年も、・・・というより去年以上に今年は何だか違和感があった。
 葱が細い。

 九条ネギが原種と言いながら岩津葱は太い。下仁田葱ほどではないが、その代わりに下仁田葱よりはるかに大きい(丈がある)。加えて青い部分も全て食べられる。
 「弾丸よりも速く機関車よりも強く」、ではないけれど、「下仁田葱より大きく九条ネギよりも太い」のが岩津葱。・・・だった。
 並んでいるのを見ると、値段の高いのは確かに以前から見ているものなのだが、値段もそこそこのを見ると細めの砂丘葱(鳥取の白ネギ)と変わらない。
 まあ、そうは言っても確かに岩津葱の商標があって、九条ネギ・下仁田葱・砂丘葱等とは明らかに違うのだが。

 目的は達したのだから帰途に就く。
 往路で気になっていた直売所の旗が視界の端を過った。

 しばらく走ったがやっぱり気になる。引き返すことにする。
 直売所の壁に葱の束がいくつか見える。中に入ると根の方は泥が付いたまま五、六本束にした葱があって、他に野菜も数種。

 一束千円。
 聞くと、以前は十店近くあったのだそうだ。それがみんなやめてしまっていたのだが、今、三店ほどが復活したらしい。
 明らかに昔見た岩津葱だった。でも、もう二束買っている。
 半分でもいいと言ってくれたので、500円分買って帰った。

 岩津地区だけで作られていたのは、近くに生野銀山という大消費地があったからだった。
 田舎で聞いたことがあるのだが、葱というのは地味の良い土地ではあまり美味しくならないらしい。じゃやせた土地ならいいかというと、そう簡単に決めつけることもできないみたいで、やっぱり相性というものがあるんだろう。
 岩津葱の場合は持ってきた九条ネギがこの土地にぴったり合った、ということになる。
 今は、岩津葱の栽培は朝来市全域で行われていて、それが消費地に出回っているらしい。つまり、岩津葱ではなくなりつつあるということか。
 そして「やっぱり本来の岩津葱を食べたい」という声が岩津地区にも届き始めた?


 帰って早速、鶏鍋。大盤振る舞い、葱二本。土鍋の蓋が閉じられる程度。
 残り汁に今朝、うどんを一玉入れて朝食にする。
 夜はレタス鍋にして当然のこと、葱も一本。



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岩津葱

2023年12月19日 | バイク 車 ツーリング
 11月26日(日)

 5時35分から6時10分まで散歩。

 10時少し前、コペンで出る。
 結局、豊岡と朝来の境界まで行って折り返し、朝来の道の駅で「目的」の葱を買う。

 生野から豊岡に向かう国道の峠を越えたところに岩津地区がある。
 この道沿いに「岩津葱」直売所が点在していたのだが、ここ数年全く見掛けなくなっていた。
 朝来の「岩津」という地区で生産されていたのでこの名があるのだが原種は京都の九条ネギなんだそうだ。

 見た目はともかく味の方は原種の九条ネギ以上の優しい甘みがあって生野銀山の労働者は好んで食べたものだという。
 ここで作られた葱のほとんどは生野銀山で消費されたと思われる。

 鉱山の衰退に伴って岩津葱の生産農家も減り、一時期は僅か数軒の農家が栽培するだけになっていた。
 神戸で職に就いて何年たった頃だろう、地元のサンテレビの散歩旅みたいな情報番組で、生産者の一人が「美味しいんだけど、作る者がいなくなって」と言っていたのが記憶に残っている。
 おそらくはその頃が最悪の時期で、県民もほとんどその存在を知らなかったのではないか。もう四十年以上前のことだ。

 それから数年後、必要に迫られてバイクに乗るようになり、すっかり沼にはまって休みの日にはあちこちと出掛けるようになった。
 或る年、雪が降る前に出石まで(勿論、蕎麦を食べに)行こうとここを通り、葱直売所の営業をしているのを初めてみた。当然、バイクだから買って帰る筈もない。帰って来てから妙に気になり、たまたまスーパーマーケットに遭ったのを物は試しと買ってみた。鴨鍋もどきの鶏鍋。その主要具材にする。

 何だか脱線で終わりそうだから、以前に書いた日記を部分再掲してお茶を濁そう。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 2020年12月13日 | 日々の暮らし
   
   (略)
 月曜に「岩津葱」を買いに行くつもりだった。
 昔、地元のSUNテレビで兵庫県下の色々なところを紹介する、言ってみればのんびりした「アド街ック天国」の兵庫県版みたいな番組があって、そこでこの葱の紹介をしていた。
 絶滅寸前になっていた珍しい葱だが「とてもおいしいから」、と地元の僅かの農家が栽培を続けているのを取材していたのだが、気が付いたらいつの間にか神戸の方でも見かけるようになり、値段も二倍くらいだけれど確かにうまい。

 数年前、偶々通りかかった道がその産地で、生産農家が各自、簡易な小屋を道端に建て、販売しているのを目にした。
 クルマだったのでこれは買って置かねば、と早速購入。教えてもらった通り、根元を湿った紙で包んで勝手口の隅に置いて、二週間くらいかけて食べた。全く傷む様子はなかった。
 これに味を占めて、翌年も行ってみたが、まだ販売されていなかった。
 下調べをしていかなかったこっちが悪い、と思いながらも、もう一度行こうと思っているうちに日が過ぎた。

 11月23日が販売解禁日、というのがいつの間にか決まっていて、それまではとにかく売らないらしいと分かる。ブランド力付け?権威付け?
 でも「11月23日」としたのは、間違いなく「新嘗祭」を意識しているのだろう。
 それでは、と11月の末に訪れてみた。小屋は道端に在ったが販売している風はなかった。時たま「岩津葱」ののぼり旗は目に入るが、販売しているところはない。定休日??

 仕方がないので、道の駅で買うことにした。聞くと高齢化で継ぐ者がいないので、みんな自分で売るよりもここに預けた方が良いということになったのだそうだ。
 テレビで見たのは三十年以上前。そのころから段々に栽培する人が増えたとしても、当時の人はもう八十代だろう。冬しか採れないものだから、専業農家としてやるには無理がある。

 というわけで、11月23日以降、何度も買いに行くことを計画していたのだが、半月近くたってやっと行けそうな感じになった。
 12月半ばを過ぎれば、急に冷え込むらしい。そうなるとスタッドレスタイヤを付けてなければ心配だ。付けてたってこの運転技術では心配だ。何とかそれまでに行かなければ、と食い意地は意気軒高。

    (略)
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 今回はどうだったかという話は、また明日。

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小芝居

2023年12月18日 | 日々の暮らし
 11月27日(月)

 5時35分~6時10分散歩。
 それ以外外出してない。

 初めは珈琲店へ行こうと思っていたのだが、今日は降らないという予報ながら、いつ降り出してもおかしくない空模様。何より重苦しい雰囲気。
 想像していたほど寒くはなかったのだが、やっぱり重苦しい空の下では走り回る気にはならない。

 それよりパンがなくなったら
「仕方がないなぁ~。コーヒーもなくなりそうだし・・・買い出しに行くか」
 と、さも
「渋々出るんだ、決して出歩きたいわけじゃないんだよ。物事の分別が付く年寄りなんだから、思い付きでフラフラ動くなんて。そんな軽々しいことはしないよ」
 といった風な小芝居をしながらカブにまたがる、なんてこと一度やってみるかな、なんて思っている。
 AGの「乙女の美学」ならぬEGの「ライダーの美学」。

 明日、それをしてみようかなと思ったりするけれど、明日はそんな天気じゃなさそうな・・・。


 (EGは「良い爺」の略)
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