CubとSRと

ただの日記

漫画か版画か

2024年08月26日 | 日々の暮らし
 8月14日(水)

 3時頃、目が覚めた。雨音がする。
 これはいけないと慌てて窓を閉める。西の窓、OK。南の全開だった窓、OK。
 
 「これで大丈夫」と、ふと隣家に近接している窓(こちらが先に建っているのだから、「隣家が近接している」と言うべきか?どっちにしても何だか収まりの悪い言い回し)を見るとここだけ窓枠がびしょ濡れ。
 東風と通り雨の共同攻撃だったらしい。

 昨日も今日も真夜中、それもこの辺一帯だけにピンポイントで突然雨雲が出現し、数時間後に消えている。それなりの置き土産がこの「東の窓枠びしょ濡れ」案件、らしい。

 そう言えば夕方も、昨日今日と通り雨があった。
 まあ、そうなってもおかしくはない地形ではあるようだが、だからと言って毎年そんな現象が起こるかというと、そうとも言い切れないので何だかモヤモヤする。
 モヤモヤしたって相手は大自然だ。論争を吹っ掛けることもできない。
 家が壊れたり雨漏りがしたりするんじゃなければ、こういうのは「仕方がないねえ」と団扇片手に困った素振りをしているのがいいか。
 扇子じゃ恰好が良過ぎるから、やっぱりここは団扇だね。

 硝子の銚子に同じく硝子のぐい呑みで、蒲鉾とか焼き海苔を肴に突然の通り雨を見ながら一杯、なんてのは楽しいだろうなと思うけれども。
 別に、肴があって冷酒があって注意報や警報が出ていなかったら、まあ、楽しくない筈はないとは思う。
 今日も結局外出はせず。

 バイクで走っている途中、急な土砂降りで下着までずぶ濡れになり、下手すると変態写真になりそうな恰好で帰ってきたことがある。
 30度を超す暑さの中でも、帰り着いた時は風邪をひくかと思ったくらい身体が冷えていた。
 そういうのも或る意味夏の楽しさだったのかもしれない。
 が、「今、またそういう経験をしたい」とは全く思わない。
 それこそ文字通り、言葉通りの「年寄りの冷や水」。本当に風邪をひいてしまう。


 まあ、夕方、雨が降ったのだから、出なくて正解、ではあった。
 
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紅衛兵の頃から何も変わらない

2024年08月25日 | 心の持ち様
 裁判所はあっても司法のない中国 日本人を不当に起訴
  景気が最悪、失業急増長、こんなとき中国は『反日』にすり変える
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 司法を武器化してトランプの選挙を徹底的に妨害した民主党の遣り方は、そのあくどい手口をきっと「中国から学んだ」に違いない。

 1986年に筆者は『中国の悲劇』という本をだした。海外留学、交換教授などで海外にでて、その後亡命した中国の医者、教授、物理学博士から小説家、ピアニスト、ミグパイロット、通訳など、およそ80名を三年がかりで、米国、台湾、欧州などの亡命先に訊ね、中国の闇の奥に迫った(なかには中国の春主催の王丙章博士とも三回インタビューしている)

 これらの取材のなかで、或る日、共産党の元地方幹部だった人が裁判の話をはじめ、その内容にひっくり返るようなインタビューがとれたことを思い出した
 地方の裁判官で大学を出たものは殆どおらず、まして法律に通暁した裁判官は不在だった時代。裁判長は携帯電話で、(裁判中であるにもかかわらず)別の話をしている。検察は裁判官の愛人。万引きでも賄賂がすくないと懲役十年など平気。つまり裁判所はあっても、ここで行われていたのは司法ではなく無法であった。

 アステラス製薬の日本人を不当に拘束した中国は、突然、起訴した。日本の司法の常識から判断して批判しても始まらない。これは政治であって、日本への恐喝であり、普通の国なら、ここで日頃から監視している中国人スパイの一斉検挙、あるいはペルソンノングラータとして出国を命じるのだが、日本にはスパイ防止法がないため野放しである。

 中国各地でストライキが頻発している。メディアが報じないが大規模ストは千件ちかく、とくに建築現場労働者が賃金の不払いをめぐって座り込みなどに訴え出ている。若者の失業はおそらく50%を超えている。こんなとき中国の常套手段は反日の扇動である。
   ☆◎☆◎ミ○☆◎☆◎ヤ◎☆◎○☆ザ◎☆○☆◎キ◎◎○☆□

 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和六年(2024年)8月22日(木曜日)弐
     通巻第8376号より
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暑い、暑い、暑い!

2024年08月24日 | 日々の暮らし
 8月13日(火)

 4時50分から5時20分まで散歩。

 暑い暑い熱いぃぃ。
 散歩、朝食後、例によって朝寝をして昼まで寝ていた。
 目が覚めてからも「起きなきゃ」と思いながらもグズグズしていたら、1時。
 それでもしばらくゴロゴロしてから、やっと起きる。

 まだ暑い。
 が、朝夕の温度は心なし低くなったような・・・。

 カブでスーパーマーケットへ。アイスクリーム4個。盆菓子二種。
 盆菓子は「御供え」なわけだが、この家に仏壇はない。どこに供える?
 そりゃあもう。買い物をした当人が御本尊だから。 
 少しずつ食卓から減っていって、送り盆の辺りにはすっかりなくなっている予定。
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意外に深い・・?

2024年08月23日 | 心の持ち様
 8月13日(火)

 4時40分から5時15分まで散歩。

 昨日8月12日は「山の日」で、今日は例の振り替え休日、「ハッピーマンデー」というやつ。
 ただ、今は夏休み真っ只中。翌日は迎え盆でもあるから学校や多くの会社は、あまり祝日・振替休日等の恩恵を受けたという感じはないだろう。

 まあ、大体が他の月と違って
「8月は祝日(=休日)がないから寂しい」
 ということで、知恵を絞った結果、
「7月が『海の日』なんだから8月は『山の日』、がおさまりがいいんじゃない?」
 という発想で提案された「休日」だ(・・・ったんじゃないかな?)。

 「海と山はセット」というのは分かる。分かるけれど『海の日』は別にレジャーを推薦する意図からではなかった。それこそ近代国家になった記念の日として国内外に認識してもらおうと昭和16年に制定されたらしい。
 対して『山の日』は?
 そういういかにも政府が考えそうな理由からではなく、「国民が山に親しむ」という実に分かり易い設定。 

 でも「山に親しむ」、という一見浅薄な発想に見える祝日、見方によれば(民俗学的な見地からすれば)、なかなか深い意味のあるものなのかもしれない。
 古来日本民族は「高いもの」を尊び、皆がそれを「仰ぎ見る」ことで気が付けば一致団結して行動してきた。
 「高いもの」の筆頭は当然『山』で、だから山を見る(仰ぎ見る)ことで「嵩」「嶽」を「たか(い)」「たけ」「たき」などと読み(認識し)、具体的な心情を育んできたと言える。

 日航機の大事故があったので、日決めに議論があったようだがこれはこれ、出発点は別にして捉えようでは特に大事な祝日、となったのかもしれない。
 (ただ、この考え方からすれば「山に親しむ」は、決して「山登りを奨励する」「山に踏み入る」意味はないのだが。飽く迄も「仰ぎ見る」。)

 世界でも「山を仰ぎ見る日」なんて祝日はない(と思う)。
 そう考えればいかにも日本人らしい感嘆すべき高貴な発想。
 「おもてなし」とか「観光立国」なんて声高に言わず、世界の人々にその辺を感じさせることはできないものか。

 
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言うことと遣ることが違うのは

2024年08月22日 | 心の持ち様
 言うことと遣ることが違うのは欧米も中国も同じ
  独、英、仏企業は対中直接投資をむしろ拡大中
 **********************

 2023年の中国への直接投資実行額は、前年比13.7%減の1,633億ドルだった。2022年は2017年から6年連続の増加で過去最高を記録していた。
 中国の実質GDPは2023年、前年比で2.2ポイント上昇し5.2%の成長を記録したと中国は公式見解を出しているが、不動産市場が低迷し、民間投資・消費とも不振だったことから、フェイク数字である。

 ところが不思議な数字がある。米中の鋭角的な対立があるというのに米国企業の対中直接投資は、前年比53.5%増の34億ドルを記録した。英国が前年比2.1倍の34億ドルを、フランスが同71.8%増の13億ドルを記録した。
 まさに偽善者。言うことと遣ることが違うのは欧米も中国も同じである。
 英・米・独・仏企業は対中直接投資を拡大していたのだ。

 ドイツは嘗て対中投資で大失敗をやらかし、メルケルの時代に何回も北京を往復した。
 ドイツにとって中国は市場だった。しかし不正なデータ報告などで、VWがガタガタに、ドイツ銀行は経営不振に陥った。失敗に懲りたかと思いきや、ウクライナに気を取られ、中国に痛い目にあった記憶を忘れた。

 ドイツの対中直接投資は直近のデータを見ても、2024年上半期に80億ドルをこえて前年比30%増加である。大手BOSCH(ボッシュ)は単独で7億ドルを投資し、フォルクスワーゲンはRDセンターを2027年に安徽省合肥にひらく。BMWは中国に邦貨換算3600億円を投資する。

 フランスの中国投資は、マクロンが特別待遇で中国に招かれて以来、ぐにゃりと変質している。天安門事件などすっかり忘れて、あの博愛人道主義なんてフランスのモットーもまた偽善だったのだ。
 ドゴールはフランスの独立と栄光を説いて、欧州では文化的に輝いた時期もあったが、ジスカールデスタン、シラクのあとはサルコジ、オランドと指導者が小粒になり、マクロンは国際政治ではピエロに見える。

 仏中貿易は往復789億ドルに達し、パリ円卓会議には中国から吉利(自動車)、BYD、寧徳集団などが参加した。

 イタリアのメローニ首相は、2024年7月29日に中国を訪れ、習近平国家主席と会談の席で、「貿易の不均衡を是正する必要性」を強調した。習は貿易摩擦を抱えるEUとの関係安定化が重要であり、イタリアの役割に期すると歯の浮くような発言を繰り返した。
 イタリアは一帯一路の「覚え書き国」からは降りたが、皮革製品などの輸入が増えており、中国側が強気だった。

 EUの主要国であり独仏伊は、こうして中国に対しての淡い期待を持続しており、中国はロシアの背後にあるという地政学的安心感からか、日本や台湾の中国認識とは決定的に異なるのである。

▼あのフアーウェイ(華為技術)排斥はどうなったのか

 EUと英国はファーウェイの通信機材ならび局の建設をやめるとしていた。つまり通信の発信基地局、中継のアンテナ基地をファーウェイに発注しないで、ノキアなどEU加盟国のものを採用するとした。

 実際にファーウェイは排除されたか。
 たとえばフランスは2019年8月に施行した法律で「国家安全保障上の利益確保を目的」として移動無線通信ネットワーク機器の運用にあたり事前許可制度を導入した。
 一部の通信事業者は、この法律は事実上ファーウェイ機器の使用を禁止するもので憲法に反するとして憲法院に訴えた。フランスの憲法院は国家の基本的利益の保護の必要性にかんがみ問題なしとの判断を下した。

 実際の施行状況を見ると、ファーウェイ機器に依存している通信業者にも配慮して、ファーウェイ機器使用に必要な申請を8年の期限付きで認めた。
 すなわち2027年まで、ファーウェイ依存体制は変わらないのである。
 そのうえ延期される可能性がある。EVを2030年までに完全実施と呼号したEUが、いつのまにか、その目的を取り下げたように。。。。
   ☆◎☆◎ミ○☆◎☆◎ヤ◎☆◎○☆ザ◎☆○☆◎キ◎◎○☆□


 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和六年(2024年)8月21日(水曜日)
     通巻第8374号より

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 久し振りに思い出しました、あの名言。
 「世界は腹黒い」。
 日本製鉄をはじめとする日本経済界とは正反対の行動。
 ただ、「世界は腹黒い」は狐狸の騙し合いで対等だからこそ言える表現。
 だが、西欧の国々には未だに白人優越の思いがあることは今回のパリオリンピックでも垣間見えた。
 ということは「世界は腹黒い」なんて捉え方は、まだまだ甘いということか。


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