北海道の漬物はいろいろあれど、
やはり、欠かせないのはにしん漬けではないでしょうか。
わたしも以前は小さめの樽で漬けていた時期もあるのですが、仕事を持つようになって、12月は繁忙期、
漬ける年、漬けないで終わる年、色々で。
オットが漬けたなんて年もありましたね。
わたしがやらなければ自分でも漬けるくらいにオットの好物ですが、酸味が付いてくると箸が進まなくなり、
樽ひとつは多いなぁと思うようになりました。
それで、きちんと習ったこともないので、
量を減らして漬ける為に、
改めて習いに行ってきました。
画像の奥のお漬物がにしん漬けです。
他は先生のお手製のお漬物。
これは札幌大球というキャベツ。
巨大キャベツなのです。
比較になるものと撮ればよかったなぁと思いつつ、
画像を撮ってきたのですが、
大きな大きなキャベツで、(これは小さい方だと思う)
にしん漬けにはこのキャベツでなくてはという道民が多いです。
今日一番びっくりしたのは、
教室が大盛況で、お若い方からご年配の方まで、
男女を問わずいらしていたこと。
若い男性もいらっしゃいました。
いつでも、市販のにしん漬けを買うことができる現在、
こんなにも漬け方を習いたい方がいらっしゃること。
初めての方、漬けているけれど、
ちゃんと習ってみたかった方、お料理を始めて興味を持たれたという定年後の男性も。
皆さん、とってもステキと思いました。
わたしは家庭の主婦ですが、できない年もあるのに、
(やる気が出ない年ともいう笑)皆さん、すごいなぁ。
先生に、わかりやすく丁寧に教えていただき、
そして、みなさんのおいしいにしん漬けを漬けたいという熱い思いにわたしも引っ張られるように、
やる気が出てきました。
これは米麹でつくる浅漬け。
麹漬けの素の作り方も習って。
早速やってみたくなりました。
なんでもすぐに買える時代に、
手間ひまかけて、手作りをする。
大切な気持ちを思い出せる、良い時間でした。
まずは今日漬けたにしん漬けの出来上がりが楽しみです。