普及センターでは,普及指導活動の課題設定,普及指導計画及び活動評価等について意見を求めることを目的に,農業者,生活者,学識経験者,市町村及び農業団体の担当者等の代表者を構成員として,年2回「普及活動検討会」を開催しています。
去る9月2日,全農みやぎ園芸・生産振興部(パッケージセンター)及び仙台市中央卸売市場の会議室において新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底し,6名の検討委員出席のもと,令和3年度第1回普及活動検討会を開催しました。
はじめに,全農みやぎパッケージセンターにおいて,本年度から当普及センターで取組んでいるえだまめのプロジェクト課題関連で,「仙台えだまめ」のサプライチェーンの概要について全農みやぎの担当者から説明を受けるとともに,各生産地で収穫・洗浄されたえだまめを選別する「形状・色彩選別機」の作業工程を見学しました。
その後,仙台市中央卸売市場に会場を移し,3つの新規課題を含む5つのプロジェクト課題について,4月以降の活動状況と対象の動き,今後の活動予定について検討委員に説明しました。
検討委員からは,「中山間地域の高収益作物や新規品目の技術支援,果樹の支援など広範囲で普及指導がなされている」と高評価をいただきました。その一方で,「課題をもう少し絞っては」との御意見もありました。
普及センターでは,今回の貴重な提言を今後の普及活動に活かし,生産者から頼られる普及活動を行っていきます。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
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