年が明けて、1年生は就職活動の準備ですね。髪型を整えることになっていますよね。社会人になる第一歩として自ら準備してほしいと思っています。今日の朝礼はそんな話題から入りました。「朝の挨拶で気付いたのですが、何名か茶髪の1年生がいますね。担任の先生だけでなく、全体の指導で、自分の心の底から納得してできるように指導したいですね。」私のコメントを校長先生が受けていただきました。「ビジネスマナーは知っているかだけだよ、と教えています。だから、自分に合ったビジネスマナーの本を一冊買って、しっかり覚えてほしいんです。確かにウチの授業でも教えてはいますが、教わった知識はそこまで、自分から求めた知識は自分で(そこから)膨らませることができます。教育の質はそこにあると思います。」今日の朝礼の司会は田中先生、「ネット科の2年生はMCAの合格者が飛躍的に伸びています。昨年9名から34名なんですけど、社会に入ったらその資格の神通力はいつまでかということだと思うんですよ。ですから卒研では学生主体のプレゼンを意識して指導していきたいです。」全て“自ら”がキーワードなんですよね。実は冒頭の私のコメントは冬休みにやっていたドラマの再放送を見て気付いたことなんです。娘が「アテンションプリーズ」というドラマを見てましてね。最初はコタツで時間割を作りながらだったんで全く興味なかったんですよ。でも、音は入ってきますよね。上戸彩さんが演じる美咲洋子の格好に教官はあまり干渉しないんです。「口で言って無理矢理変えさせても、自らの心が変わらなければ、心から変えなければ意味が無い」といわんばかりでした。研修生の美咲さんが先輩の制服を着てしまうんです。「あなたは全てのCAを侮辱したんですよ」と叱ったあと、「で、どうでした(制服着てみて)」と聞くんです。その後、美咲さんは自ら襟を正していくんです。“自ら”人が成長する大切なキーワードですよね。