兵 馬 俑
中国の西安に出張した時に“兵馬俑”を見学する機会がありました。
当時の記憶では人や動物の俑が整然と並び立ち、そのスケールは想像を
絶するものだったことを鮮明に覚えています。
人の顔も一つとして同じものはなく、官僚、兵隊、事務官など様々。
兵馬俑は1970年代に西安郊外で地下水の掘削工事をしていた時に
偶然発見されたものだそうです。
まさに今世紀最大のサプライズです。
兵馬俑が作られた時代は、紀元前200年代で秦の始皇帝が中国全土を統一し、
政治改革から文字の統一等を行い、現代社会の礎が作られた時代です。
その頃の日本は、縄文時代から弥生時代へと移り変わる時代で、
ようやく日本でも稲作が始まった頃です。
上野の東京国立博物館で“始皇帝と大兵馬俑”の展示会が来年2月まで開催されていています。
私も先週の土曜日に見学してきました。
実物大で西安で見たものとほぼ同じ感動を覚えました。
皆さんもこの機会に兵馬俑を鑑賞してみては?
就職指導室 川田