この4月社会人となった息子と暮らしている。
家の中に数冊のハウツー本を見かけ、彼なりにがんばっているのだな、と思う。
10年後の彼を想像して、その手の本なんぞそっちのけの、その道の一人前のプロになっているといい、と勝手に。
遥か昔、初めて勤めた会社の上司に、10年後の自分を常に思い描いて行動して、と言われたことを、今でも時々思い出して考えてみる。過ぎてしまえばあっという間でもあるのだが、10年はかなり長い。
当時のわたしの答えは、「わからない」だった。それから考えるごとにいつも10年後を考え続けているというありさまである。
さて、今、船橋情報ビジネス専門学校を10年前に卒業した方々にラブレターの発送準備をしている。ラブレターとは、10年前、卒業していく学生が10年後の自分に宛てて書いたレターのことである。わたしが勝手にラブレターと呼んでいます☺
10年前、皆さんはどんな今を想像していたのでしょう?それぞれが書いた表書きにも個性が表れていて、封詰め作業をしながら、封を開ける姿を想像しております。
到着をお楽しみに!
3号館 事務 笹目
↑ 春は放っておいても花が咲く、自然のエネルギーに眩暈がするほど。