いっや〜、寒いっスねえー‼︎ 冬は寒いのは当たり前ですが、こういうときに有り難い友人のお誘い〜♪ 温泉地ヴェリングラッドに住む夫婦、プラメンとダニエラが「おいでよ〜‼︎」
うれし〜な〜♪ このうれしさには理由があるのです。ヴェリングラッドは今まで何度も来ていいお風呂があるか探していたのでした。しかし地元のコネがまだなかった以前の話なので、車で来てみてグールグルと市内を走ってみるのみで、ホテルに行けば「温泉プールに水着で」っつーのはあるけど、やっぱり日本人のアタシは普通の「銭湯」形式があればなおいいンだけどな〜 それにホテルの日帰り入浴方法はチョー高い所が多いしね〜。でも今回はバッチリさっ‼︎ なにせこの街の温泉ホテルのプールでライフガードをしているプラメンが知っている「とっておきの温泉」に連れて行ってもらえるから!!
教えてもらったヴェリングラッドの一番の秘湯は、市の端っこにある!! 街を通り抜けて「ヴェリングラッド南駅」の方向へ。
踏切を渡ってさらに町はずれの方へ・・・ まず車で連れて行ってもらったのは公共浴場「ラドノヴァ・バーニャ」。
ここは「ヴァナ」、つまり個室の家族風呂がある施設。5レバだそうです。
そこからさらに奥に入っていくと黄色い建物。「ムシュカ・バーニャ」つまり「男性専用」!! 一人2レバで「バセイン」(大きなお風呂もしくはプールの事)・・・行ったその日は次から次へ車で乗り付けるお客さん。確かにお客は男性だけ・・・
さらに一番すごいのはその奥!!! 車で近くまで行ってくれました。そこは・・・
スーパー露天~♪
コンクリートで作られている浴槽もいくつかありますが全部に気持ちよく入れるかは? 一番熱い所はすこし藻がはえてるけど底からお湯がわいてきていて多分43~4℃くらい? 入ると数分で体が真っ赤に!!
そしてなんと!! 川床のお風呂~!!
川は大水の時に流れてきたらしいゴミはありますが水はけっこうキレイ!! ここもお湯が川底からわいてきていて、川の水と混じってちょうどいい40~38℃くらいになります。ちょうどわいてきている熱めのところに入っておいて、あったまったら冷たい川の水にドボ~ンっ!!もワイルドでクぅ~!!!
ふと見ると向こう岸に馬・・・ ここは市の方にもっと予算があれば一大露天風呂パークみたいにしたかったようですが、金欠に加えEU的にも自然保護の観点から開発NGになっちゃったんだって・・・う~む。
プラメンとダニエラによるとここは古代からバルカン地方の「スパ」!!だったそうです。そんな時代を体験できる隠し湯(?)、というかホントの秘湯!! 水着を家でキチンと着てお試しあれ!