といっても客室に一緒に・・・というわけではないのですが(笑)
自転車好きの多いヨーロッパ。自転車を何台も車のルーフやキャンピングカーの後ろに積んで一緒に旅行する人たちも大勢います。じゃあ、飛行機にのせて持っていくのも一般的なの?
預け荷物の範囲内であれば、無料、もしくは少しの追加料金で自転車を載せられます。だから、例えばレガシーキャリアで、23kgのスーツケースを2コ預けられるチケットならスーツケース一つと自転車を持っていける、ということです。でも、23kg1つしか持っていけないんだったら・・・ それにLCCだと、かえって高くつきそうですよね~。そして何よりの問題が、ちゃんと箱に入れること!! じゃあ箱はどこかで売ってるの?
ググってみると、日本では輪行用の箱が売られています。飛行機に預けられるサイズや宅急便のサイズに合わせた・・・ でも、ブルガリアの自転車屋に聞いても、それにロードチャリ子ちゃんを載せるであろうターキッシュエアラインに聞いても、「ない」・・・ じゃあ自転車に理解のあるドイツやフランス、それにオランダの航空会社は・・・ なんと、ブルガリアに事務所がない!!! あまりに利用客が少ないのか、どの飛行機会社も何年か前に事務所を閉めちゃった!! 景気が良くなりそうにないって見限られちゃった? 「草でも喰わせとけっ!!」って言われてるサイタマの方が景気がいいか(笑)だいたい、どこに聞けっちゅーのっ(怒)!!
残る手は・・・ 自分で箱を作るっ!! 自転車屋なら自転車が入っていた箱があるかも!ということでいつものデンチョに尋ねると「あるよ!これでいいかい?」とviberで送ってきた写真がコレ。
「買う!」と即答。5レバでした。でも、この箱、ホイールを外さなくても入れられるくらいデカかった・・・ それじゃ飛行機に預ける大きさに入らない!! 長さも高さも切って、ガムテープでいっぱいとめて・・・
ペダル、サドルをステムごと、それにホイールも外して、リアディレーラをプチプチで包み、フォークを逆向き、ハンドルは90°横向きにしたらどうにか入りました。それでも規定のサイズより少し大きい? 空港のカウンターに持っていくと特に何も言われずにチェックインできましたが、荷物を預けるのは「イズヴン・ガヴァリット」という別窓口。たぶん追加料金も払ったんだろうなぁ・・・でも追加の荷物もあったのでどの荷物にどれだけかかったかは?
成田に着いてみると・・・ アタシの荷物だけ別に置かれてた!! 荷造りの時間が足りずやっぱり少し無理して詰め込んだ分、次回のパッキングに課題を残しますが・・・ でも大きな問題なくちゃんと着きましたよ!! さぁ、ブルガリアでやりたかったロードチャリ子ちゃんのドレスアップ、日本で部品を探してやってみよ~!!