コロナでソーシャルディスタンスを保ちながらも体を鍛えて趣味もする・・・ 時間はある、でもどこでどうしたら・・・?
G県やその隣のS県北部には廃線跡や未成線が結構あります。古い時代には今度の大河の主人公の時代のものや、あとは利根川から砂利を採るための線路の跡、さらには利根川を渡って結ぶはずだった線・・・ 結構鉄道的に興味深い!K市からちょうどいい距離だし、利根川の支流にもサイクリングロードがあるのでロードちゃりこちゃん1号で行ってみようっ!!
K市の隣O市から利根川の支流「蛇川」に沿って下り、利根川の別名から名づけられた橋「刀水橋」を渡ればそこはもう彩の国!昔、この「妻沼」というところまで東武「熊谷線」ってのが来てたんだって。この東武熊谷線、ほかの東武の線路とはどこにもつながっていませんでした。じゃあ、なぜ?というと、さらにこの線路を伸ばして今の東武「西小泉」駅まで線路を伸ばそうと思ってたんだって・・・ これがつながれば埼玉県北部から群馬県太田市の中島飛行機に働く人や物資を運べたのかも・・・ でも、その夢は果たされず・・・ 志半ばで橋脚だけが利根川にずらっと突っ立っていたらしい・・・今では先程の刀水橋から少し行ったところに橋脚が1つだけ・・・兵どもが夢の跡、的な・・・
埼玉県側では「妻沼展示館」という施設でその当時の列車が展示されています。「東武」といえば・・・ ウチの近所をはじめ走っているのは電車。だけど、この熊谷線は「特急カメ」号というディーゼルカー!
この色!昔の東武電車の色っ!足尾線とはまた違ったアジのある車両です!見た目もちょっと「カメ」に似てる?でも名前は見た目からついたんじゃないらしいけど・・・
ここまで自転車できた証に、ロードちゃり子ちゃんと特急カメ号でパチリ。
ここから少し、なぜかケーキの甘い匂いのする道を回り道して利根川を下り、「赤岩の渡し」まで行ってみました。なんか「渡船」って響きにひかれちゃって(笑。「連れて~にィげてェヨ~・・・」じゃないですが)。アタシが着いたときにちょうど路線バスも到着しましたが下車する人はおらず・・・ 対岸で待っている船を呼ぶためにバス停兼船の待合所のところにある黄色い旗を揚げます。なんだか「幸福の黄色いハンカチ」じゃないですか・・・ハンカチじゃないけど。すると対岸から船がやってくるのが見えます。
コロナのご時世、「手を消毒して、ライフジャケットを着てくださ~い」と渡し船のおじさん。安全管理もばっちり。
川を渡るさわやかな風。遠くには上毛三山の山並み・・・ ほんの数分ですが船旅で休憩。船を降りて川沿いを登るとその、熊谷線の橋脚が1つだけ残っているところへ。ちょうどここ、公園になっていて、ここから今コロナのワクチンを保管する冷凍庫を鋭意製造中(?)のパナソニック(旧三洋電機)の工場を横目に西小泉駅まで自転車道がつながってる・・・ つまり、ここが線路になる予定だったのねェ・・・ 今すぐにでも線路を敷いて列車を走らせられそうですが。でも自転車で、列車になった気分で走ります(笑)。
大泉町は日本のブラジル!! 井之頭五郎もやってきたところです!! まァ、コロナのご時勢ですから・・・レストランには寄らず。でも孤独のグルメ聖地巡りしてみたかったので「チュロス」を食べてみたかったのですが、そのお店に行ってみると・・・ 「チュロスはない」って。もう作ってないのか、それともその時揚げたてがなかっただけなのか、わからないけどがっかり。結構定食(ブラジル料理で定食って呼ぶのかは?)はボリュームがあっておいしいという評判ですが・・・ それは次の機会に。この大泉から群馬の鉄道模型の名店「ペアーハンズ」はほんの目と鼻の先!最後に「模型鉄」の鉄分まで補給できるサイクリングでしたっ!!
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