MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

冷凍桃の作り方 (硬めで美味しい桃「美郷」)

2022年08月13日 | 料理&美味しいもの
 美味しい桃をいただきました。
 なんと大きな桃が12個入り!美味しく食べ切るために、まず品種について調べます。

 今回の桃は「美郷」。完熟でも硬めの果肉の品種とのこと。
 香りが強くなって、ヘタの周りの色がクリーム色になってきたら食べごろのようです。
 品種によっては「柔らかくなってから」というものもあるので、注意が必要です。
  果実も大きめ。ずっしりしてます。

 まず、一つ剥いてみました。なんと、皮がピーラーで剥けるくらい果肉がしっかり!
 果汁もこぼれてきません。扱いやすいのがありがたい。
 切ってみるとサクサクとした感じ。硬めの柿に近い感触です。
  断面も桃色でキレイ!
 大玉なので、3人家族だと1個切っても多いぐらいです。

 思った以上に硬めだったので「まだ早かったかな?」と思って食べてみたら、甘い!
 白桃ならではの濃厚な甘さと口の中に広がる香り。あぁ、待ちすぎずに食べて良かった!
 これは、パフェとかにも向いてるんじゃないでしょうか。硬めだから盛り付けが綺麗にできそうです。

 12個もあるので、まず保管に気をつけます。
  スペースを開けて、通気良く。
 さらに熟してきたら、傷まないように新聞紙に包んで野菜室へ。

 せっかくの美味しい桃ですから美味しいうちに食べたいところ。
 毎日、1個1個状態をチェックして、皮にシワがより始めたら傷む前に、スライスして冷凍しちゃいます。

(1)まずスライスして、オーブンペーパーを敷いたお皿に載せて冷凍庫へ。
(2)2時間くらい凍らせたら、冷凍保存用の袋に入れて冷凍庫へ。
   
(3)食べる時は、10分くらい前に冷凍庫から出すと半解凍で美味しいです。

<おまけ>
 湯むきで綺麗に皮が剥ける種類の桃もありますが、「美郷」は湯むきに向いていないみたいです。
 でも、果肉がしっかりしているので皮剥きしやすいですし、お好きな方は皮をむかずに食べてもいいかもしれないですね。
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なか卯「enjoyセット」」が「うき卯きセット」に

2022年07月18日 | 料理&美味しいもの
 「なか卯」さんの親子丼や おうどんとコウペンちゃんが好きなので、ほぼ毎回コウペンちゃんの おもちゃがついてくる「enjoyセット」を注文していたのですが、昨日行ってみたら「うき卯きセット」という名称の別内容のセットになっていました。

「enjoyセット」の内容は、
・こだわり卵のプリン
・竜田あげ(3個)
・おもちゃ
で、+240円(税込)でした。(2022.04.04.時点

「うき卯きセット」は、
・こだわり卵のプリン
・アップルジュース
・おもちゃ
で、+230円(税込)。(2022.07.18.時点)
<参考リンク>
・うき卯きセット | なか卯の商品

 前回行った時はまだ「enjoyセット」だったと思うんだけどなぁ。
 でも、揚げ物を食べたい気分じゃない日もあるので、結果的には嬉しい内容の変更です。
 竜田あげが食べたい日は追加で注文すればいいですからね。

 実はこれもウクライナ侵攻とかの影響だったりするんでしょうか?
 食べ物を扱うお店も、流通の皆さんも、ご苦労が多いことと思います。
 工夫で乗り切れる部分は頑張っていただきたいと思いつつ、弱い立場の人に しわ寄せが行かないように、消費者側も負担していく必要があるのだろうと感じます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『「うちの子は字が書けないかも」と思ったら 』

2022年06月20日 | BOOKS
『「うちの子は字が書けないかも」と思ったら 
 発達性読み書き障害の子の自立を考える』
著者:宇野彰(発達性ディスレクシア研究会理事長)・千葉リョウコ(漫画)
発行:ポプラ社


 以前記事にした「うちの子は字が書けない」の続編になります。

 前回は息子さんのケースの紹介でしたが、今回は娘さんの発達性読み書き障害のケースを取り上げています。
 この本を読むことで「発達性読み書き障害」にはビックリするほど多様性があることが分かります。
 前回の本を読んで、一つのケースの体験談を知っただけで分かったつもりになるのは危険だと反省しました。

 今回のサブタイトルは「発達性読み書き障害の子の自立を考える」となっています。
 子どもの時期だけでなく、一生続いていく特性に向き合って生きていくことがテーマになっています。

 第3話に、家庭教師からの目線の漫画があります。
 家庭教師をしている人は、多くが「他の人よりも勉強ができる人」です。家庭教師の考え方は、多くの学校の先生方の考え方にもつながると思います。
 「なんで、こんなこともできないんだろう?」「どうサポートしていけばいいか」
 まず、知ることが大切で、知った上で学習者本人に寄り添うことが求められているのだと思います。
 もちろん、現在は教育者を志望する人たちは、発達障害についてもしっかり学んでいると思うのですが、「一人ひとりが違うこと。全く同じケースはないこと」を肝に銘じていないと大きな危険があると感じました。

 残念なことに、まだ「発達性読み書き障害」を知らない人が多いです。
 周りの「この子は勉強ができない」という誤解も、本人の「わたしは勉強ができない」という劣等感も、日本中の学校にあるのだと思います。
 「勉強ができて、良い大学に入って、サラリーマンになる」という画一的な目標・価値観を、そろそろ見直さないといけない時代になってきてるんじゃないでしょうか。
 「できることをして、幸せな毎日を、周りの人と協力して過ごす」そんな世の中になるといいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『日本語はこわくない』

2022年05月20日 | BOOKS
『日本語はこわくない』
著者:飯間浩明
出版:PHP研究所


 国語辞典の編集委員・「ことばハンター」として有名な著者による、「正しい日本語を使えてるのかな?」と不安になっている日本人への優しいアドバイスの1冊です。
 最近見聞きする「普通においしい」「全然アリ」「こんにちわ」などの言葉の使い方の考察と解説を読むと「なるほど、これも日本語の変化なんだ!」と楽しむ余裕が生まれてきます。

 私もニュースを聞いたり本を読んだりしているときに、「ん?今の表現って違和感があるけど、何でだろう?」と考えてしまうタイプです。でも「自分が正しい!相手が間違っている!」と断言するほどの知識や自信もないので「日本語警察」にはなれそうもありません。

 明治時代の文豪の本を読むと「『全然』+肯定」の形があるということは前から知っていましたが、本当に「言葉は生き物」なので時代によって言い方が変わっていくのは当たり前。
 その時代に「正しい」とされていることも誰がが言い出したことに過ぎなくて、新しい時代ではコミュニケーションも変わって、新しい言葉・新しい言い方が増え続けるのだと思います。
 今、平安時代の言葉を「古典」として学んでいるように、1000年後の子どもたちは令和の時代の言葉を「古典」として、「不思議な言い方してたんだなぁ」と思うかもしれません。(そのころまで日本語が日本語として存在するか、分かりませんが…)

 「正しいか間違ってるか」ではなくて、「自分の思っていることが、相手に誤解なく、不愉快な気持ちにさせないで伝えられる」ことが大事なのだと、あらためて感じました。
 言葉の選び方は、自分の個性。自分を伝えられる言葉を持てるようになりたいですね。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『自分で名付ける』

2022年04月20日 | BOOKS
『自分で名付ける』
著者:松田青子
発行:集英社


 世の中の、そして自分の中にある「偏見」に対する気づきがあるエッセイ。

 なんだかモヤモヤとしていた「結婚・妊娠・出産・子育て」に対する感情が、言葉にされていることが嬉しい。
 この本のあちこちで「うんうん、分かる。でも、私はこの感情を上手く説明できなかったなぁ」と頷きながら読んだ。
 合理的でも優しくもない「常識」だとか「普通」が偉そうな顔をしていることを、私は見ているようで見ないで来たのかもしれない。

 これからの時代は「それは変でしょ」とか「なんで私が我慢してるのかな」と声をあげることが当たり前になってほしいと思う。

 そして、この本では、さらりと子育ての楽しさが書かれていることが良い。肩が凝りそうな子育て論は展開されず、「大変なこともあるけど、面白いよね」という著者の好奇心のおかげで、読んでいて重い気持ちにならないで済む。
 なにより、この本の一番最後、第12章「保護する者でございます」で書かれている想いが、私が思う親の姿と同じで嬉しかった。
 子どもを保護する者として自分も学び成長し、いつか子どもが自分の世界を見つけて羽ばたいていけるようにする「仮どめ」の居場所としての親の役割を全うしたいと思う。

 学び続けること、疑問をスルーしないで言葉にすること、考え続けること。子どもの前に、まず大人から始めることが大切なのだと、感じ入る一冊である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『JK、インドで常識ぶっ壊される』

2022年03月21日 | BOOKS
『JK、インドで常識ぶっ壊される』
熊谷 はるか 著
河出書房新社

 出版社の紹介ページには「普通の女子高生が、突然インドへ引っ越すことに。」と書いてあるけど、全然「普通」じゃないです。
 いろんなことを「見る目」と「聞く耳」「考える頭」、そして「伝える言葉」を持っている凄い女子高生です。

 この本は「第16回出版甲子園」のグランプリ受賞作。
 家族の仕事の都合で滞在したインドでの経験と思いが、分かりやすく生き生きと伝わってきます。
 インドで感じた格差への疑問や罪悪感、そして「自分ができること」を考える前向きな気持ち…。
 ウクライナへの侵攻をニュースで見ながら「私ができることなんて、何もないのでは」と思っていたところへ、この本はまさに「ハチドリの一滴」でした。
 「自分ができることをする」まずは、それから。

 著者のこれからの活動が楽しみです。
 多感な時期に感じたことを、生かしてほしい。そして伝えてほしい。
 私も自分なりの活動をしながら、若い世代の活動を見守っていきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コナンくん風に 体温を言ってみる

2022年02月05日 | FAMILY
 すっかり毎朝体温を測るのが当たり前になりました。
 今朝、夫に体温を聞いたら、「ろくど さんぶ、へいねつ」。

 その後、「『ろくどさんぶ、へいねつさ』って言うと、『名探偵コナン』風に聞こえない?」と一言。
 聞こえる、聞こえる。
「江戸川コナン、探偵さ。(えどがわこなん、たんていさ)」という決まり文句って、最近アニメを見ていないので聞いていませんが、響きが独特ですもんね。

 「はちどごぶ、こうねつさ」だと困りますけど、平熱だったらコナンくん風に言うのも面白いかも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スロージョギングで滑らない?!

2022年01月04日 | 季節
 仕事始めの今日、通勤路は行きも帰りも凍っていました。
 凍ったところに雪が降って、滑りやすさ倍増です。

 この年末年始休み、夫と出かけた時にスロージョギングを教えてもらいました。
 普段歩くスピードよりも ゆっくりのスピードで走るという、なんだか不思議な感じ。
 でも、これが驚くほど凍った道でも滑らないんです。

 雪道を歩く基本は、「歩幅は狭く」「靴の裏全体をつけて」「ゆっくり」歩くこと。
 スロージョギングは、「歩幅は狭く」「フォアフット着地」「歩くくらいのスピードで ゆっくり」走ること。

 この「フォアフット着地」は「ミッドフット着地」とも言って、踵ではなくて足の前方で着地することです。
 体の重心の真下で足をつけるイメージで、着地するんだそうです。
 これを、雪道でゆっくりやると「靴の裏全体をつける」フラット着地に近い感じになります。

 こう見てみると、スロージョギングって雪道にピッタリだったのかも。
 いつも歩いているのより遅いスピードなのに それなりに疲れるので、「やっぱり普通に歩こう」と思ったとたんに少し滑りました。
 行きも帰りも、滑らずに済んで体が温まって一石二鳥。
 これからも続けようと思います。

<関連リンク>
スロージョギングとは | 一般社団法人 日本スロージョギング協会
雪道の滑らない歩き方 やや前かがみで歩幅小さく|ヘルスUP|NIKKEI STYLE
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駐車場スケートリンクの想い出

2021年12月05日 | 季節
 冬が来ました。
 冬になると思い出すのが、小学校のスケートの授業。
 小学校の校舎の北側にあった保護者用駐車場に川から水をポンプで引き入れて、スケートリンクにしていたのです。
(その昔は、学校近くの田んぼでスケートしていたとか……)

 スケート靴は、毎年足が大きくなるので上級生のお下がりをもらう家も多かったような気がします。
 新品のスケート靴を履いている子が羨ましかったなぁ。
 スケート靴もフィギュアスケート用ではなくて、スピードスケート用。
 黒い革製のスケート靴を、厚手の靴下を重ね履きしてから履いていました。

 今では温暖化のためか氷が張らなくなってしまって、スケートの授業はできなくなってしまったそうです。

 しもやけになったこと、上手に滑る上級生に憧れたこと、スケート靴の刃を錆止めクリームで手入れしたこと、スケートの刃を研いでくれるサービスがあったこと。
 あのころは寒くて嫌だったのに、今思うといろいろ懐かしいなぁ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

装幀を楽しむ

2021年11月06日 | BOOKS
 本を読むのが大好きで、でも好きだからこそスペースの問題で文庫本を買う事が多い私ですが、装幀が素敵な本に出会うと単行本が欲しくなってしまいます。

 一番初めに装幀に感動したのは「はてしない物語」。
 物語から出てきたような装幀、印刷。
 バスチアンが体育用具倉庫で今まさに読んでいるのと同じものを読んでいるのではないかという興奮。
 この本ばかりは単行本で読まなければならないと、今でも思います。

 近年では、『図書館の魔女』に感激しました。
 手触りや、光の反射。もう、眺めていても幸せになってしまう装幀です。
(もちろん、物語も素晴らしい本なのですが)

 最近、発見した時に大興奮して家族に呆れられてしまったのが、
 『図書館の魔女 烏の伝言』(高田大介:著・講談社)と『総理の夫 愛蔵版』(原田マハ:著 ・実業之日本社)の見返しが、色違いだけれど、同じ紙だったこと!
 写真で分かるでしょうか?
(ちなみに、両方とも書籍装幀のデザインオフィス「welle design」さんがデザインされてます)

 あぁ、これだから本屋さんが大事です。
 手にとって、開いてみて、一目惚れしちゃうような本が待っているはず。
 早く、出歩くことに罪悪感を感じないで済むようになるといいなぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする