本当に久しぶりに「円紫さんと私」シリーズ(「私」シリーズ)の新刊が!それも、新潮社さんから。
『太宰治の辞書』
北村薫/著
新潮社
表紙の絵を見ると、今までとは違う描き方。
ピンボケのようで、ちょっと残念なような気持になったのは、私も同じ世代の女性だからかもしれない。
「まだはっきり映してもらっても大丈夫なのに」って。
今回は、謎解きよりも、主人公の「今」を確認するために読んだ私。
シリーズ5作目『朝霧』が単行本で出版されたのが1998年。
卒業論文を書いて社会人になる「私」と、大学を卒業したばかりのあの頃の自分を重ねて読んでいたのが、もう十数年も前。
う~む。
読んでいて思うのは、やっぱり私は「文学少女」ではないなぁということ。
文学にまつわる謎が解けるのよりも、謎解きをする主人公の心の動きや仲間との交流のほうが面白い。
理解ある夫は、『朝霧』で気になっていた彼なんだろうか?
もう一度ゆっくり読まないと……。
『太宰治の辞書』
北村薫/著
新潮社
表紙の絵を見ると、今までとは違う描き方。
ピンボケのようで、ちょっと残念なような気持になったのは、私も同じ世代の女性だからかもしれない。
「まだはっきり映してもらっても大丈夫なのに」って。
今回は、謎解きよりも、主人公の「今」を確認するために読んだ私。
シリーズ5作目『朝霧』が単行本で出版されたのが1998年。
卒業論文を書いて社会人になる「私」と、大学を卒業したばかりのあの頃の自分を重ねて読んでいたのが、もう十数年も前。
う~む。
読んでいて思うのは、やっぱり私は「文学少女」ではないなぁということ。
文学にまつわる謎が解けるのよりも、謎解きをする主人公の心の動きや仲間との交流のほうが面白い。
理解ある夫は、『朝霧』で気になっていた彼なんだろうか?
もう一度ゆっくり読まないと……。