いよいよ発売になりました。
出版芸術社さんの「星へ行く船シリーズ」。
「新装版」で「完全版」で「単行本版」、そして、著者あとがき曰く「決定版」の「星へ行く船シリーズ」全5巻刊行開始です。
『星へ行く船シリーズ1 星へ行く船』 新井素子・出版芸術社
『星へ行く船シリーズ2 通りすがりのレイディ』 新井素子・出版芸術社
『星へ行く船シリーズ3 カレンダー・ガール』 新井素子・出版芸術社(出版予定日 2016年11月16日)
『星へ行く船シリーズ4 逆恨みのネメシス』 新井素子・出版芸術社(出版予定日 2017年1月)
『星へ行く船シリーズ5 そして、星へ行く船』 新井素子・出版芸術社(出版予定日 2017年3月)
集英社のコバルト文庫版を全部持っているし、本当は買うかどうか悩んでいたのですが、「書き下ろし短編」が気になって、そして表紙のイラストを見て心が動いて、さらに夫が「プレゼントしてあげるよ」と言ってくれたので、まずシリーズ第1作と第2作、『星へ行く船』と『通りすがりのレイディ』を購入しました。
発売されたばっかりなのに、もう「第二刷発行」ってなってるし、すごいなぁ。
それだけ、復刊を待ち望んでいたファンがたくさんいた証拠ですね。
えっと、まず、多くの方が気にしてると思うところですが、挿絵イラストはありません。
(表紙イラストは大槻香奈さん)
んで、あとがきによると、校正がきっちり入ったうえに、「時代的な齟齬」は「違和感がないように」直したそうです。
(今のところ少しだけだけど、直したところを発見。読み比べたり、もう数回読むともっと分かるかな?)
ますます文庫版も手放せなくなった感じ。
ありがたいことに、字が大きくなってます!
(少し老眼が入り始めたご同輩の皆さま、だいぶ違いますよ!)
1冊ごとに「限定ペーパー」が挟み込んである様子。(左が「限定ペーパー第1号」、右が「第2号」)
表はシリーズ刊行のご案内。裏は、購入した人のお楽しみ……かな。
それにしても、「新あとがきを併録」っていうのが宣伝文句に使えるなんて、新井素子先生以外に誰がいるだろう??
でも、出版社も違うので「旧あとがき(文庫版あとがき)」は併録されてません。
今回収録の書き下ろし短編は、1巻『星へ行く船』に入っているのが「水沢良行の決断」で、2巻『通りすがりのレイディ』に入っているのが「中谷広明の決意」。
新しい書き下ろしだけど、違和感はあんまりなかったです。
ただ、20代当時の著者だったら、この内容は書けないんじゃなかろうか。
あと、この中谷くんの話を読んじゃうと、きっと『星から来た船』のエピソードを読まずにはいられなくなるわけで……。
(やっぱり、『星から来た船』も新装版が出ることになるのかなぁ?)
もしかして「書き下ろし短編」のタイトル、「決」の字でそろえてる?じゃあ3巻とか4巻は「決心」とか「決定」、「決起」「決別」とかがくるかなぁ……。
( <追記 2016.10.20.>違いました! 3巻の短編は「熊谷正浩は〝おもし〟」です。)
次は11月の『カレンダー・ガール』。こちらも予約注文しようっと。
<関連記事>
・「星へ行く船」シリーズ - MOONIE'S TEA ROOM
・「図書館戦争」と「星へ行く船」 - MOONIE'S TEA ROOM
シリーズ名について
新井素子先生は、『星へ行く船』のあとがきで 『星へ行く船』シリーズ って二重鉤括弧つきで書いてらっしゃいます。
出版芸術社さんは、ホームページもカバーも売り上げスリップ(短冊)も 星へ行く船シリーズ と鉤括弧なしで書くので統一している様子。
私は 「星へ行く船」シリーズ って、前の記事までは書いていたんですけれど、今回は悩んで鉤括弧なしにしてみました。
<追記 2016.10.20.>
11月発売のシリーズ第3巻『カレンダー・ガール』の装丁が公開されました。これは、水沢所長と麻子さんよね。
じゃあ、4巻は熊さんと中谷くんかなぁ。5巻はレイディ?
本当に、表紙も楽しみですね。
そして、3巻の書き下ろし短編のタイトルは「熊谷正浩は〝おもし〟」でした。
と、いうことは、4巻は麻子さんですよね。(5巻は「αだより」が収録ですもん。)
<追記 2016.12.23.>
1月発売のシリーズ第4巻『逆恨みのネメシス』の装丁が公開されました。
これは、レイディ。力強さと可愛さと……。
発売日は1月の27日。全国の書店に並ぶのは1月31日頃だそうです。
書き下ろし短編は「田崎麻子の特技」。特技、いろいろお持ちだからなぁ。
<追記 2017.02.21.>
3月発売の『そして、星へ行く船』、表紙公開されました。表紙はあゆみちゃんですから、裏表紙には太一郎さんかな?
5巻には、文庫版ではシリーズに収録されてなかった後日譚「α(アルファ)だより」が入ります!
そして、なんと5巻にも書き下ろし短編が。これは予想外だったので、嬉しい!
タイトルは「バタカップの幸福」。どんなお話になってるんでしょう。楽しみですね。
4巻に入っていた限定ペーパーによると「全巻購入特典を検討中!」とのこと。「帯に応募券が付いている」というので、思わず1〜4巻の帯をチェックしてしまいました。詳細は5巻でお知らせくださるそうですよ。
私は、レイディの息子の太一郎くんの後日譚が読みたいなぁ。
<関連サイト>
・「あゆみちゃんって”理想の私”かも知れません」– 新井素子『新装・完全版 星へ行く船シリーズ』発売記念!独占インタビュー
2016年9月16日 - ブクログ通信
『星から来た船』の刊行予定?についても、ちょこっと書いてありますね。
・ファンの質問に全部答えます!新井素子「星へ行く船」シリーズ完全版の刊行記念企画、第2弾!2016年9月28日 - ブクログ通信
もうこれ以上の外伝や続きの物語は出ないということ、書いてあります。
出版芸術社さんの「星へ行く船シリーズ」。
「新装版」で「完全版」で「単行本版」、そして、著者あとがき曰く「決定版」の「星へ行く船シリーズ」全5巻刊行開始です。
『星へ行く船シリーズ1 星へ行く船』 新井素子・出版芸術社
『星へ行く船シリーズ2 通りすがりのレイディ』 新井素子・出版芸術社
『星へ行く船シリーズ3 カレンダー・ガール』 新井素子・出版芸術社(出版予定日 2016年11月16日)
『星へ行く船シリーズ4 逆恨みのネメシス』 新井素子・出版芸術社(出版予定日 2017年1月)
『星へ行く船シリーズ5 そして、星へ行く船』 新井素子・出版芸術社(出版予定日 2017年3月)
集英社のコバルト文庫版を全部持っているし、本当は買うかどうか悩んでいたのですが、「書き下ろし短編」が気になって、そして表紙のイラストを見て心が動いて、さらに夫が「プレゼントしてあげるよ」と言ってくれたので、まずシリーズ第1作と第2作、『星へ行く船』と『通りすがりのレイディ』を購入しました。
発売されたばっかりなのに、もう「第二刷発行」ってなってるし、すごいなぁ。
それだけ、復刊を待ち望んでいたファンがたくさんいた証拠ですね。
えっと、まず、多くの方が気にしてると思うところですが、挿絵イラストはありません。
(表紙イラストは大槻香奈さん)
んで、あとがきによると、校正がきっちり入ったうえに、「時代的な齟齬」は「違和感がないように」直したそうです。
(今のところ少しだけだけど、直したところを発見。読み比べたり、もう数回読むともっと分かるかな?)
ますます文庫版も手放せなくなった感じ。
ありがたいことに、字が大きくなってます!
(少し老眼が入り始めたご同輩の皆さま、だいぶ違いますよ!)
1冊ごとに「限定ペーパー」が挟み込んである様子。(左が「限定ペーパー第1号」、右が「第2号」)
表はシリーズ刊行のご案内。裏は、購入した人のお楽しみ……かな。
それにしても、「新あとがきを併録」っていうのが宣伝文句に使えるなんて、新井素子先生以外に誰がいるだろう??
でも、出版社も違うので「旧あとがき(文庫版あとがき)」は併録されてません。
今回収録の書き下ろし短編は、1巻『星へ行く船』に入っているのが「水沢良行の決断」で、2巻『通りすがりのレイディ』に入っているのが「中谷広明の決意」。
新しい書き下ろしだけど、違和感はあんまりなかったです。
ただ、20代当時の著者だったら、この内容は書けないんじゃなかろうか。
あと、この中谷くんの話を読んじゃうと、きっと『星から来た船』のエピソードを読まずにはいられなくなるわけで……。
(やっぱり、『星から来た船』も新装版が出ることになるのかなぁ?)
もしかして「書き下ろし短編」のタイトル、「決」の字でそろえてる?じゃあ3巻とか4巻は「決心」とか「決定」、「決起」「決別」とかがくるかなぁ……。
( <追記 2016.10.20.>違いました! 3巻の短編は「熊谷正浩は〝おもし〟」です。)
次は11月の『カレンダー・ガール』。こちらも予約注文しようっと。
<関連記事>
・「星へ行く船」シリーズ - MOONIE'S TEA ROOM
・「図書館戦争」と「星へ行く船」 - MOONIE'S TEA ROOM
シリーズ名について
新井素子先生は、『星へ行く船』のあとがきで 『星へ行く船』シリーズ って二重鉤括弧つきで書いてらっしゃいます。
出版芸術社さんは、ホームページもカバーも売り上げスリップ(短冊)も 星へ行く船シリーズ と鉤括弧なしで書くので統一している様子。
私は 「星へ行く船」シリーズ って、前の記事までは書いていたんですけれど、今回は悩んで鉤括弧なしにしてみました。
<追記 2016.10.20.>
11月発売のシリーズ第3巻『カレンダー・ガール』の装丁が公開されました。これは、水沢所長と麻子さんよね。
じゃあ、4巻は熊さんと中谷くんかなぁ。5巻はレイディ?
本当に、表紙も楽しみですね。
そして、3巻の書き下ろし短編のタイトルは「熊谷正浩は〝おもし〟」でした。
と、いうことは、4巻は麻子さんですよね。(5巻は「αだより」が収録ですもん。)
<追記 2016.12.23.>
1月発売のシリーズ第4巻『逆恨みのネメシス』の装丁が公開されました。
これは、レイディ。力強さと可愛さと……。
発売日は1月の27日。全国の書店に並ぶのは1月31日頃だそうです。
書き下ろし短編は「田崎麻子の特技」。特技、いろいろお持ちだからなぁ。
<追記 2017.02.21.>
3月発売の『そして、星へ行く船』、表紙公開されました。表紙はあゆみちゃんですから、裏表紙には太一郎さんかな?
5巻には、文庫版ではシリーズに収録されてなかった後日譚「α(アルファ)だより」が入ります!
そして、なんと5巻にも書き下ろし短編が。これは予想外だったので、嬉しい!
タイトルは「バタカップの幸福」。どんなお話になってるんでしょう。楽しみですね。
4巻に入っていた限定ペーパーによると「全巻購入特典を検討中!」とのこと。「帯に応募券が付いている」というので、思わず1〜4巻の帯をチェックしてしまいました。詳細は5巻でお知らせくださるそうですよ。
私は、レイディの息子の太一郎くんの後日譚が読みたいなぁ。
<関連サイト>
・「あゆみちゃんって”理想の私”かも知れません」– 新井素子『新装・完全版 星へ行く船シリーズ』発売記念!独占インタビュー
2016年9月16日 - ブクログ通信
『星から来た船』の刊行予定?についても、ちょこっと書いてありますね。
・ファンの質問に全部答えます!新井素子「星へ行く船」シリーズ完全版の刊行記念企画、第2弾!2016年9月28日 - ブクログ通信
もうこれ以上の外伝や続きの物語は出ないということ、書いてあります。