MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

魔法瓶の復帰

2012年02月27日 | いろいろ
 節電のため、電気ポットをしまいこんで半年。
冬場でやっぱり「ちょっと温かい飲み物が欲しいな」と思った時に、ポットが恋しくなりました。

 そこで、出してきたのが1リットルの魔法瓶。
大学生になった時、下宿用に買ったものです。
 中が鏡のようになっている、ゾウさん印のポット。上のボタンを押して傾けてお湯を出す、「大きな水筒」のような単純な仕組みです。

 でも、思っていたよりキレイでビックリ。きっと磨いてからしまったんだなぁ。
 結婚して京都に引っ越してきた時にしまったのだろうから、もう十数年お蔵入りだったわけで。

 子どもが小さいうちは「熱いお湯が手に届くところにあると危ない」と使わないままで、ここ数年は電気ポットのほうが容量も多いからしまったままにしていたのだけど、現役復帰です。

 さっそくお湯を入れるようになったら、息子にも好評。
夜勉強する時、ちょっとお茶を入れたりするのに便利だそうです。


 18年。私の人生の半分、私についてきてくれたポットなんだなぁ。




 そうそう。
36歳の誕生日に実家の家族と話したら、「もう人生の半分は○○さん(夫のこと)と一緒なんだねぇ」と母。
 夫以外知り合いが一人もいない関西に18歳で出てきたから、18歳で嫁に出したように思ってる節があるのよね、うちの両親は。
「まだ半分じゃないでしょう」と訂正しながらも、「まぁ事実はそんなに変わりないかな」と思ったり……。
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