もしも今日が、あの人との最後の一日だとわかっていたら、夫とは妻とは、子供とは、友人や恋人とは、こんな風に過ごしたのに・・・
この本は、事故、災害、テロ、事件などで、大切な人とのとつぜんの別れを経験した人たちの書いた詩を集め、それぞれに印象深い写真を添えています。
「If Only I Knew(もしもわかっていたら・・・)」という題で書かれた詩が、インターネット上で広がっていたものを、一冊にまとめたものだそうです。
多くの人は、明日も明後日も、一ヵ月後も一年後も、もっとず~っと先まで自分や自分の近しい人は生きていると信じています。
けれども、別れはいつやってくるかわかりません。
特に最近の世界情勢や自然現象を見ていると、何がいつ、どこで起きるか全く予想がつかないと実感します。
それを恐がっても、どうにもなりません。
だからこそ、いえ、そんなことを想定しなくても、いつも、自分や身近な愛する人たちを大切にして生きたいと、この本の詩を読んで、改めて思いました。
そしてまた「知ってさえいたら・・・」と思うことは他にもたくさんあります。
人生の知恵も詠われています。

決して「死」にこだわった暗い本ではありません。
空や雲や、花や葉っぱの写真も素晴らしいです。
『もしも世界が明日終わるとしたら』
(ランス・ワベルズ編 牧野・M・美枝訳 PHP研究所発行)
この本は、事故、災害、テロ、事件などで、大切な人とのとつぜんの別れを経験した人たちの書いた詩を集め、それぞれに印象深い写真を添えています。
「If Only I Knew(もしもわかっていたら・・・)」という題で書かれた詩が、インターネット上で広がっていたものを、一冊にまとめたものだそうです。
多くの人は、明日も明後日も、一ヵ月後も一年後も、もっとず~っと先まで自分や自分の近しい人は生きていると信じています。
けれども、別れはいつやってくるかわかりません。
特に最近の世界情勢や自然現象を見ていると、何がいつ、どこで起きるか全く予想がつかないと実感します。
それを恐がっても、どうにもなりません。
だからこそ、いえ、そんなことを想定しなくても、いつも、自分や身近な愛する人たちを大切にして生きたいと、この本の詩を読んで、改めて思いました。
そしてまた「知ってさえいたら・・・」と思うことは他にもたくさんあります。
人生の知恵も詠われています。

決して「死」にこだわった暗い本ではありません。
空や雲や、花や葉っぱの写真も素晴らしいです。
『もしも世界が明日終わるとしたら』
(ランス・ワベルズ編 牧野・M・美枝訳 PHP研究所発行)