そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

夏のドングリ

2006年07月25日 | 木や草の実・タネ・松ぼっくり
晩春に花が咲いたコナラにも、今はもうこんな小さなドングリが出来ています。
しっかりと木にしがみついているような姿が、いじらしく感じられます。

この木は、薪や炭になったり、シイタケの栽培をするのに使われて、以前は馴染み深いものでした。

ドングリは、花が咲いて受粉してから、いわゆるドングリになるまでに2年もかかる木と、1年でOKの木があります。
コナラは1年型です。

2年かかるものは、今年の春に受粉しても、今頃はまだ小さくてドングリの形にはなっていません。
来年の春になってもまだかっちりと殻斗に包まれたままで、夏になってやっと膨らみ始めるのです。

クヌギやアベマキといった、丸っこい大きなドングリは2年型です。あれだけ大きくなるのには、やっぱり時間がかかるのでしょうか?


どんな形かな?と思われた方は↓をどうぞ
木の実の図鑑・どんぐり写真館
ドングリの知識が満載の楽しいサイトです♪



この木の足元では、ヘクソカズラがたくさん咲いていました。
気の毒な名前の代表として同情されているので、よくご存知でしょう。(花の大きさは1~1,3センチくらいです)

こんな有名な花(?)でも、よく見ていないと気づかないことというのはあるものです。

恥ずかしながら、今年初めて気がついたことなのですが・・・

上の写真と見比べてみてください。
どこか違うでしょう?

そうなんです、花の中心の赤いところの形が、こんなに違います。
ほとんど丸いのと、五角形があったのです。
大発見というほどではありませんが、ちょっと「へ~!」と思いました。


秋にはこんな実がなります。
リースなどに使われて、お役立ちです(実の大きさは5ミリ前後です)。




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コメント (9)
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