モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

なでしこジャパン女子W杯優勝! おめでとう! ありがとう!

2011-07-18 | サッカー
 まさに伝説となる死闘でした。二度も勝ち越しされて、それを跳ね返しての優勝は本当に素晴しい。勝利へのイメージが全員に共有されていたのでしょう。諦める感じがまったくありませんでした。1点目の永里からの鋭いクロスを潰れながら受けた丸山。そのことでアメリカが苦し紛れのクリア。逃さずつめた宮間の左足アウトの技ありゴール。2点目は、宮間と澤の阿吽の呼吸によるコーナーキックからの後ろへそらす難易度の高いボレー。得点シーンは、個人の力に頼ったアメリカよりも高レベルのものでした。

 日本がW杯で優勝するには、スペインのような、バルセロナのようなサッカーでなければならないという共通認識が、この優勝を導いたのでしょう。そして日本にはもうひとつ、絶対に勝たなければならない理由がありました。それを本当に現実のものとしてくれたなでしこジャパンには、最大級の賛辞と感謝を送りたいと思います。ひたむきな努力が報われた瞬間でした。なでしこの花言葉は「純愛」、「大胆」、そして「勇敢」。まさにそれを体現したチームでした。男子にも最高の刺激となったでしょう。

 それにしても澤。得点王、MVP。バロンドールも夢じゃない。アメリカリーグがなくなるとき、サッカーを止めて結婚してアメリカに残ろうとした澤に米政府環境保護局捜査官の彼は、「君は本当にそれで満足できるのか?君には退屈な専業主婦は似合わない」と言われ、「分かった。あなたは結婚しなさい」と言って帰国。愛を捨ててサッカーを取ったと言われた彼女でしたが、そうではない。愛故にサッカーを選んだのです。最初に日本選手に抱擁に行ったワンバックも素晴しい選手でした。女性も30歳からですね。二人ともプレイヤーとしても人間としても最高でした。勇気と力をもらった涙涙の最高の決勝戦でした。優勝の興奮冷めやらぬまま、日中は糞暑い中オオムラサキの撮影に行きました。いいカットが撮れました。ヤブ蚊に刺されて顔はボコボコ。そんなわけで激しく眠いzzzzz・・・・・・。

なでしこジャパン FIFA女子ワールドカップドイツ2011総集編


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