モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

The Myxomycetes Hunting at Mt.Saijo in Ngano! (妻女山里山通信)

2011-07-01 | アウトドア・ネイチャーフォト
 週末は粘菌ハンティング。もっとも多く見られるのはツノホコリの仲間。朽ちた赤松や落葉松の樹皮がはげたところにたくさん発生していました。大きなカットの三番目は、一見キノコの幼菌のようにも見えますが、2ミリほどの大きさからすると、やはり粘菌か。サビムラサキホコリのダイナミックな動きはどうして生ずるのでしょう。成長過程での風でしょうか。

 林道脇ではイチヤクソウが小さい地味な白花を下向きに咲かせています。昨年より2週間ほど遅れて萩が咲き始めました。これでゼフィルスが大発生してくれると嬉しいのですが・・。イチモンジチョウが日向ぼっこ。クジャクチョウとルリタテハ、テングチョウもいましたが、活性が高すぎて撮影できず。網で捕るのは簡単ですが、撮影となると困難を極めます。オカトラノオも咲き始めました。

 林道脇の草がだいぶ伸びてきたので刈らないといけません。ということで後日草刈りをしたのですが、肩をムモンホソアシナガバチに刺されてしまいました。一昨年は4回でしたが、昨年は0回。今年は少しは復活したかなと思い安心しました。刺されたところは少し腫れましたがたいしたことはありません。でも痛痒い。直径2センチぐらいに赤く腫れています。オオスズメバチにはまだですが、子供の頃からムモンやアシナガ、ジバチには何度も刺されています。なんといっても蜂の子は大切な食料でしたから(笑)。先日、茶臼山奥の集落を通ったら、「山菜、きのこ、地蜂とるべからず」という看板が至る所に立っていました。今でも、地蜂の子を楽しみにしている人がたくさんいるんだなあと思いました。

妻女山の変形菌1


妻女山の変形菌2


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