天気予報では、最高気温は13度でしたが実際は15度になった様です。妻女山陣場平の貝母の芽吹きを確認に行きました。最近入手した望遠レンズの試写も。
先週は芽が出たばかりでしたが、こんなに大きくなっていました。昨年のほうがもっと大きかったのですが、気象庁の発表でも、この春は早く訪れるそうです。昨年の貝母の満開は、4月15日でしたが、今年はもっと早いかもしれません。毎年の満開の様子は、左のアーカイブで御覧ください。
(左)それでもまだ早朝はマイナス気温なので、身を守るためにアントシアニンを形成するので赤紫色の貝母が見られます。(右)西向きの日当たりの良い場所の貝母は青々としています。
私が仲間と貝母(編笠百合)の保護活動をしている妻女山奥の陣場平。川中島の戦いで上杉謙信が陣城を築いたとされる所です。一見すると冬枯れの風景に見えますが、上の写真の様に貝母があちこちで芽生えています。マスコミでも紹介され、当ブログでも開花状況をお知らせしているので、毎年何百人ものかたが訪れます。コロナ対策をしておいで下さい。
陣場平の分岐から右へ下って堂平大塚古墳へ、斜面に咲く福寿草で吸蜜するセイヨウミツバチ。咲く花は少ないので、彼らの命をつなぐとても希少で大事な花です。ただかなり強い毒草でもあります。
最近買い求めたM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROと2倍のテレコンバーターで撮影した北アルプス仁科三山の鹿島槍ヶ岳。右に平家の落人伝説があるカクネ里の深い谷が見えます。Photoshopで明度、シャープネス、彩度の補正をしていますが、この描写力はとてもいいと思います。
少し引いた画像です。手前の里山は、西山といい千曲市や長野市の集落があります。眼下は千曲川の流れ。寒風もなく早春の匂いがします。来週は、倉科のセツブンソウを見に行こうかと思っています。
(左)ログハウスのコンクリートで日向ぼっこする蛾。なかなか同定できなかったのですが、ニホンセセリモドキです(鱗翅目セセリモドキガ科。食草はクマツヅラ科のコムラサキなど)。初めて撮影しました。(右)オオイヌノフグリ。大きな犬の金玉というなんとも可憐で小さな花に相応しくない名前ですが、命名の元は花ではなく実。まあしょうが無いかなという理由もあるのです。帰化植物です。
山を下る途中で、落葉松の幹に染み出した樹液が固まったもの。美しい青色です。樹液は「ヤニ」と呼ばれる可燃性の油脂で、落葉松は燃やすと最も高温になります。
妻女山(旧赤坂山)展望台からの戸隠連峰。右は戸隠富士の異名を持つ高妻山。
右に飯縄山。拙書でも詳しく紹介していますが、山頂付近には飯縄権現を祀る飯縄神社があります。北信五岳のひとつで、長野市民の山。都民ならたいてい高尾山に登る様に、長野市民ならたいてい一度は登る山です。ちなみに高尾山薬王院は飯縄大権現を祀っています。飯縄権現は、古くから戦勝の神として信仰され、上杉謙信や武田信玄が信仰していたことでも知られています。多くの場合、神が烏天狗という形であることから、古くは秦(羽田)氏の様に徐福伝説や古代ユダヤとの関係も考えられます。
下山して戸倉上山田温泉の万葉超音波温泉へ。途中で森将軍塚古墳に立ち寄りました。崇神天皇に任命された初代信濃國造の墓ともいわれています。当ブログでは、検証を重ねています。右上のブログ内検索で御覧ください。
今回は、新しく買い求めたレンズを試写しました。ボディはOlympus OM-D E-M1 Mark III。付いているレンズは、ライカパナの標準ズーム。12-60mm。左下はマクロレンズ。右の銀色のは、40-150mmのズームレンズ。オールプラスチックで非常に軽いレンズです。その下の大きな望遠レンズが今回買い求めたもの。M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROに2倍のテレコンバーターを付けています。35ミリ換算で、600mmになります。全域でF2.8の明るさが非常に魅力的。カメラとレンズのファームウェアのアップデートに、アプリをインストールしたりと半日もかかったのはご愛嬌。あとはこの道具をどう使いこなすかです。
左は「牡蠣とウドのアンチョビパスタ」。ウドをニンニクで香り付けしたオリーブ油で炒め、ダイソーのアンチョビの缶詰ひとつをみじん切りにしてオイルごと入れ炒めます。牡蠣を加えてパスタの茹で汁を少し加えてあおって乳化させます。火が通ったら出来上がり。パスタと和えて、春の恵みをいただきました。右は、「簡単ふかひれラーメン」マルちゃんのフカヒレスープを熱して、とき卵二個で閉じます。ラーメンスープとしてはパンチがないので、ヒガシマル醤油の牡蠣だし醤油を少し加えました。麺は、A-COOPのストレート乾麺「野菜と食べる醤油ラーメン」を使用。どちらもバカウマでした。
Midori plays Bach - Chaconne, Partita No. 2
彼女のバイオリンは、大胆かつ繊細。長い信州の冬を超えて、春の訪れに高揚する心を癒やしてくれます。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
先週は芽が出たばかりでしたが、こんなに大きくなっていました。昨年のほうがもっと大きかったのですが、気象庁の発表でも、この春は早く訪れるそうです。昨年の貝母の満開は、4月15日でしたが、今年はもっと早いかもしれません。毎年の満開の様子は、左のアーカイブで御覧ください。
(左)それでもまだ早朝はマイナス気温なので、身を守るためにアントシアニンを形成するので赤紫色の貝母が見られます。(右)西向きの日当たりの良い場所の貝母は青々としています。
私が仲間と貝母(編笠百合)の保護活動をしている妻女山奥の陣場平。川中島の戦いで上杉謙信が陣城を築いたとされる所です。一見すると冬枯れの風景に見えますが、上の写真の様に貝母があちこちで芽生えています。マスコミでも紹介され、当ブログでも開花状況をお知らせしているので、毎年何百人ものかたが訪れます。コロナ対策をしておいで下さい。
陣場平の分岐から右へ下って堂平大塚古墳へ、斜面に咲く福寿草で吸蜜するセイヨウミツバチ。咲く花は少ないので、彼らの命をつなぐとても希少で大事な花です。ただかなり強い毒草でもあります。
最近買い求めたM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROと2倍のテレコンバーターで撮影した北アルプス仁科三山の鹿島槍ヶ岳。右に平家の落人伝説があるカクネ里の深い谷が見えます。Photoshopで明度、シャープネス、彩度の補正をしていますが、この描写力はとてもいいと思います。
少し引いた画像です。手前の里山は、西山といい千曲市や長野市の集落があります。眼下は千曲川の流れ。寒風もなく早春の匂いがします。来週は、倉科のセツブンソウを見に行こうかと思っています。
(左)ログハウスのコンクリートで日向ぼっこする蛾。なかなか同定できなかったのですが、ニホンセセリモドキです(鱗翅目セセリモドキガ科。食草はクマツヅラ科のコムラサキなど)。初めて撮影しました。(右)オオイヌノフグリ。大きな犬の金玉というなんとも可憐で小さな花に相応しくない名前ですが、命名の元は花ではなく実。まあしょうが無いかなという理由もあるのです。帰化植物です。
山を下る途中で、落葉松の幹に染み出した樹液が固まったもの。美しい青色です。樹液は「ヤニ」と呼ばれる可燃性の油脂で、落葉松は燃やすと最も高温になります。
妻女山(旧赤坂山)展望台からの戸隠連峰。右は戸隠富士の異名を持つ高妻山。
右に飯縄山。拙書でも詳しく紹介していますが、山頂付近には飯縄権現を祀る飯縄神社があります。北信五岳のひとつで、長野市民の山。都民ならたいてい高尾山に登る様に、長野市民ならたいてい一度は登る山です。ちなみに高尾山薬王院は飯縄大権現を祀っています。飯縄権現は、古くから戦勝の神として信仰され、上杉謙信や武田信玄が信仰していたことでも知られています。多くの場合、神が烏天狗という形であることから、古くは秦(羽田)氏の様に徐福伝説や古代ユダヤとの関係も考えられます。
下山して戸倉上山田温泉の万葉超音波温泉へ。途中で森将軍塚古墳に立ち寄りました。崇神天皇に任命された初代信濃國造の墓ともいわれています。当ブログでは、検証を重ねています。右上のブログ内検索で御覧ください。
今回は、新しく買い求めたレンズを試写しました。ボディはOlympus OM-D E-M1 Mark III。付いているレンズは、ライカパナの標準ズーム。12-60mm。左下はマクロレンズ。右の銀色のは、40-150mmのズームレンズ。オールプラスチックで非常に軽いレンズです。その下の大きな望遠レンズが今回買い求めたもの。M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROに2倍のテレコンバーターを付けています。35ミリ換算で、600mmになります。全域でF2.8の明るさが非常に魅力的。カメラとレンズのファームウェアのアップデートに、アプリをインストールしたりと半日もかかったのはご愛嬌。あとはこの道具をどう使いこなすかです。
左は「牡蠣とウドのアンチョビパスタ」。ウドをニンニクで香り付けしたオリーブ油で炒め、ダイソーのアンチョビの缶詰ひとつをみじん切りにしてオイルごと入れ炒めます。牡蠣を加えてパスタの茹で汁を少し加えてあおって乳化させます。火が通ったら出来上がり。パスタと和えて、春の恵みをいただきました。右は、「簡単ふかひれラーメン」マルちゃんのフカヒレスープを熱して、とき卵二個で閉じます。ラーメンスープとしてはパンチがないので、ヒガシマル醤油の牡蠣だし醤油を少し加えました。麺は、A-COOPのストレート乾麺「野菜と食べる醤油ラーメン」を使用。どちらもバカウマでした。
Midori plays Bach - Chaconne, Partita No. 2
彼女のバイオリンは、大胆かつ繊細。長い信州の冬を超えて、春の訪れに高揚する心を癒やしてくれます。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。