テレビをつければ、
感染者の数字が…
注意喚起なのか、恐怖を煽って
いるのか?
情報というものに、左右される
脆さを見せられている気が
します。
自分をしっかり持っていないと
いとも簡単に自分を見失って
しまう、そういう時代を
私たちは生きているのかも
しれません。
星野道夫さんの詩が、
ふと、心に浮かんできます。
進歩というものが内包する影に
私たちはやっと今気づき始め、
立ち尽くしている。
なぜならば、
それは人間自身が持ち合わせた
影だったのだから…
種(しゅ)の始めがあれば、
その終わりもあるというだけの
ことなのか。
それとも私たち人間は
何かの目的を背負わされている
存在なのか。
いつかその答えを知る時代が
来るのかもしれない。
星野 道夫