今日は初女さんのご命日
あの日のことが立ち上がって
来ます。
出棺の時だけ舞った花びらの
ような雪
そして、母親を亡くした子供の
ように、肩を落とし悲しみに
包まれていた龍村監督
車窓からみた風景は、色を
失いモノクロの世界に
見えました。
でも、横たわっている初女さん
を見た時、物凄いエネルギーを
感じ、私達も温かいものに
包まれたような気がしました。
あの時から初女さんを
凄く近くに感じるよう
なりました。
ずーっと初女さんの背中を
追いかけて来た私が、自分の
中に初女さんを感じるように
なったのです。
不思議です。
でも、不思議は神様の計らいと
初女さんが言われていたから…
今日は、朝おむすびを結び
午後は、小豆を煮ておはぎを
作りました。
初女さんのおはぎを思い出し
ながら…
初女さんは「心を掛けることは
手を掛けること。
手を掛けることは時間を掛ける
ことと、言ってました。
お豆料理は、その言葉通りです。
初女さんは、手を掛ければ必ず
美味しくなると言っていました
初女さんのおむすは心と心を
結んでくれます。
結び結ばれる、初女さんの
おむすびをこれからも
結んでいきます!
初女さん、ありがとう!