息子が学校で餅つきが
あったからと、お餅を
持ってきてくれたのですが、
お餅に添えられていた
注意事項にびっくり!
『餅はそのまま食べず、
必ず熱処理(焼いたり
煮込んだり)してから
食べるようにして下さい。』
と書いてあるのです。
お餅つきも、みんな
ビニール手袋をして
つきたてのお餅は、
食べられず、お持ち帰りで
みたらし団子がでた
そうです。
お餅つきをして、つきたての
お餅を食べないなんて…
晴天にかかわらず
体育館にビニールシート
敷いてやったというの
です。
びっくりです。
初女さんは、お餅つきが
大好きでした。
森のイスキアでもやり
ましたが、酸ヶ湯温泉でも
皆で餅つきをしました。
初女さんが、お餅を
ついたら皆から歓声が
あがったのを今でも
覚えています。
必ず加熱処理してから
食べるようになんていう、
注意事項付きの今時の
お餅つきを初女さんが
知ったら
どんなにがっかりされる
でしょう…
森のイスキアでは
お祝いごとがあると
おもちつきをするのが
恒例です。
蒸す人、つく人、こねる人
大勢集まりにぎやかです。
一粒一粒ばらばらの米粒が
おもちになり
ちぎって丸めてわけあって
食べると
みんなの心もひとつに
とけあい、なごやかな
雰囲気に包まれます。
食べものをわかちあい、
ともに食すということは
互いに信じ合うという
ことです。
佐藤初女