ガガイモ科トウワタ(アスクレピアス)属。Asclepias tuberosa
北アメリカ原産の多年草、だそうです。
近くの公園に咲いていました。ルドベキアもそうですが、北アメリカ原産の花は、かわいいんだけど、かんと明るくて、強い、ていう感じがしますね。悲しいこととか、ちょっと湿ったこととかがあると、ばかね、やめなさいよっていって、からから笑ってるみたい。
とてもきれいです。鮮やかな黄と朱の組み合わせが、渋い色の多い日本の風景の中で、とても目立つ。けれども、かなりうまいところで、溶け込んでる。それはたぶん、花の心が、かわいいから。
いいわよ。わたしはやってるし、がんばってるし。ここはずいぶんいろんなことがあるけど、かなりやっていける。苦しいこともあるよ。ふるさとを思い出すこともあるよ。でも、そんなこといったって、しょうがないじゃないの。ばかみたい。やればいいのよ。
花の心が、あんまりにかわいいから。まわりの花や木や、草たちも、いいやつだなって思う。仲良くしていける。ずいぶんといいこともできる。やっていこうな。ずっとやっていこうな。ここをいいところにしよう。みんなでしよう。
花はいろんなことを教えてくれます。色や形や、風に揺れるほほえみで、何もかも教えてくれる。耳を傾ければ、じっと見つめれば、心を開いていけば、人はいくらでも、豊かなものをもらえる。
これからまたしばらく、お花とお話していきます。