世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

花ごとの

2009-09-03 14:43:06 | 歌集・恋のゆくへ
 花ごとのなぐさめを受け風ごとのはげましを受けわれぞよくたふ


頭をひねってひねって一首つくりました。やっぱりスランプ中はむずかしいみたいですね。無理につくろうとすると、頭を銅線でしばりあげられる。

以前やったことのある、自由律短歌なんてどうだろう。勝手に自分でやって、勝手に楽しんでたんですが。五七五七七にこだわらず、自由にそれ前後の文字数で言いたいことをいうだけというやつです。


 まるで丸太をうごかしてるみたい。自分の体が。だから蝶が逃げるの。


今日近くの空き地で、ヒメアカタテハに出会ったんですが、カメラを持って向かおうとしたとたんに、飛び上がられて逃げられてしまいました。疲れのためか、動作がぎこちないんです。すぐに相手に気づかれる。最近写真がないのは、写真撮るのも一苦労というか、億劫になってきてるから。

でも、ヒメアカタテハに出会えただけでよしとしましょう。ほかにもクロアゲハ、ナミアゲハ、キアゲハ、ツマグロヒョウモン、みんなせかせかとあるいはゆったりととんでいく。わたしは動きにくい体をかろうじて地面に立てて見送るだけ。

元気になったら、また撮れるでしょう。今は休もう。サボるのを楽しもう。

そういえば、昨日蟷螂のおのがみちゆく…をよんだら、そのあとでかまきりと出会いましたよ。すぐ逃げていきましたが。もうりっぱな成虫になっていました。何か意味があるのかな。



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