世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

なずな

2010-02-24 16:07:44 | 花や木
今日は美容院にいってきました。かなり楽な日だったので、ほっと一安心。今もあしのもやもやはそうつよくありません。

美容師さんに、御病気ですか?みたいなことを聞かれてしまいました。声が弱かったからかしら。鏡をみたら、みるからに元気のない自分の顔がありました。こりゃ確かに、病人に見えるわ。

でも、無事に髪を切ることができてよかったです。これでまた、あと一年は行かずにすみそうだ。なんてことを書いたら、わたしは女性じゃありませんね。何せ美容院にいくことにしたのも、夫が行くか?と誘ってくれたからだし。自分から行きたいと言ったわけじゃないんです。いかなきゃなあと思いながらもめんどくさいな、というのがわたし。どうにかなるでしょ、と思っていたら、夫が見かねたのでしょう。連れて行ってやろうかといってくれたので、喜び勇んでそれにのったのでした。

今日も、晴れて気持ちのいい日だったので、外に出て写真を少し撮ってきました。ナズナもオランダミミナグサも見かけることが多くなってきました。どこか知らないところで春が動いている。いいえ、大地そのものが動いているような気がしてなりません。毎日毎日、新しいところに新しい花を見つける。同じナズナだとわかっているのに、前にも撮ったことがあるのに、また撮ってしまうのは、前とは違うナズナだから。同じナズナでも全部違うナズナ。毎年毎年どれだけのナズナが咲いているんでしょう。見ていたら全部撮りたくなってしまって、一生ナズナばかり追いかけてしまいそうだ。

愛がこんなにも豊かだったなんて、前のわたしは知らなかった。花の一つ一つが愛なんですよ。みんな愛。それぞれに違う、でも同じ愛。だからどれもきれいで、かわいくて、どうしてもひかれてしまう。

今年もまたいつもとおんなじような、でも絶対に違う、写真ばかり撮ってしまいそうです。


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