時々、子供がドキリとすることを言うのは、神様の使いをしているからだという話を聞いたことがあります。神様が、その人に注意したかったり、伝えたかったりしたいことがあると、子供の口を通して言うんですって。
例えば、種野が、夫との離婚を真剣に考えていたある時のことでした。突然、眠っていた長男が起き出して、泣いて私に抱き着いてきたことがありました。落ち着かせて話を聞いてみると、夢を見たのだそう。私が、弟たち3人を連れて、白く光るUFOに乗ってどこかに行ってしまう夢だそうでした。
びっくりしてしまいました。私は泣いている長男を抱いて、大丈夫、どこにも行かないよと繰り返すしかありませんでした。あれも、もしかしたら、神様が、離婚したら子供が辛い思いをするぞ、と私に伝えたかったからかも、なんて、今では考えたりするんですが…。
皆さんには、そんな経験、ありますか? 子供の言葉に、真剣に耳を傾けていると、自分自身についての新しい発見があるかも…!
(2003年7月ちこり28号、通信欄)