世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

2019-03-23 04:26:36 | 気層化石


鏡を見ると、顔がすっかりわたしになっているのに気づく。

造作はほとんど変わらないんだけどね、目つきや表情がわたしそのものだ。

それなりの美人には見えるんだけどね、かのじょがやってたときとは全然違うね。

かのじょはもっと線が細くてナイーヴだった。

けれど今この存在は、どこかずぶとくて丸いおっさんという感じだ。

マスクの甘い、感じのいいおじさんて感じなんだ。

女性なんだけどね。

なかみがぶとい男だと、肉体が女性でもなんか女性っぽくならないね。

でも、アルドラやエラキスがやっていた時よりは、しっくりきてるよ。わたしとかのじょの相性がいいからだろう。

お見せしたいが、君たちがショックを受けるといけないので、自粛する。





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