熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

ヨーロッパ旅行記~フランス編(ツールーズ~カルカッソンヌ)

2019-06-08 05:08:10 | 海外旅行
フィジャックを出て小さな村を訪れた後はフランス第4の都市、ツールーズへ。
因みに1位から3位は、パリ、マルセイユ、リヨン。

ここもフィジャック同様、見所は限られていて観光目的というよりはあくまても中継地。
とはいいつつも、町の起源は紀元前3世紀にまでさかのぼる歴史ある町ということで散歩がてら市内を散策。

旧市街の中心、キャピトル広場。
広場を取り囲む建物は市庁舎以外、全てレンガ色。


広場で唯一白色の建物は市庁舎。1760年完成
内部にはフレスコ画で飾られた大広間があるものの、この日はイベントのためクローズ。


旧市街の狭い通りはレンガ造りの古い町並みが続きます。


サン・セルナン・バジリカ聖堂
11世紀にサンティアゴ・デ・コンポステーラへの街道上の巡礼地のひとつになったことを機に拡張され、いまでは現存するロマネスク教会としてはフランスで最も大きいそうです。


ツールーズの後はプロヴァンスに移動。
途中、世界遺産になっている城塞都市「カルカッソンヌ」に立ち寄ることに。
因みに、来訪者の数ではモンサンミシェルに次いで2番目に多い人気観光スポットだそうです。

ツールーズから約100キロ、高台にそびえるカルカッソンヌが見えてきました。


最初の砦が築かれたのは紀元前3世紀、その後増築が繰り返され周囲約3キロに及ぶ城壁と52の塔からなる城塞都市へと拡大
入り口、ナルボンヌ門


城壁は2重構造。正しく難攻不落の城塞都市だったわけです。






有料になっているコンタル城からの城外の下町、パスティード・サン・ルイの眺め。


城塞都市であっても欠かせない施設のひとつは教会。
11世紀に建立されたサン・ナゼール・バジリカ聖堂


ステンドグラスが綺麗です。


拡大を続けた城塞都市ですが、17世紀に要塞としての重要性がなくなったことから、廃墟と化していたそうで、19世紀に入って重要性が見直され大々的に復元され、当時の姿を取り戻したそうです。

それにしても、クレーンなど無かった時代にこれほどの規模の城壁をよくぞ築いたものです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする