熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

木曽・奥飛騨ツーリング 1日目

2011-09-28 22:13:13 | ツーリング・バイク全般
昨日から2日間かけて木曽街道から奥飛騨にかけて走ってきた。
兼ねてより訪れたいと思っていた木曽街道沿いの宿場町、妻籠と馬籠、それに郡上八幡の観光が今回ツーリングのハイライト。

1日目は郡上八幡までと距離が長いうえ、観光のための時間も必要なので、早朝3時に出発。
中央道・塩尻ICを出て中山道(19号線)を一路南下する。八ヶ岳PAでは、早朝とはいえ気温12度と寒かった。

途中、折角なので奈良井宿に立ち寄った。何度か訪れた場所だが、早7時頃だったため人影は無くひっそりしていた。


大きな杉並木に囲まれた旧街道と二百地蔵。江戸時代の面影が感じられる。
 

奈良井宿を後に妻籠を目指す。朝早いとあって19号線は快適。
 

妻籠は全国に先駆けて住民自ら古い建物の保存活動に力を入れたところだけあって、江戸時代の宿場の姿を色濃く残している。少し大げさだが、タイムスリップした錯覚にとらわれる。
 

「高札場(こうさつば)」
今でいう官報掲示板で、幕府が庶民に法度などを周知徹底させるためのもの。


「本陣」
位の高い高貴な人の宿泊施設として、宿場には必ず設けなければならなかったもので、今の建物は復元されたもの。島崎藤村の家系が代々当主を務めた。


「上嵯峨屋」
一般庶民の旅籠(木賃宿)


妻籠から馬籠へは旧中山道(7号線)で15キロほど。距離は短いが眺めが良く、快適な道だった。
平行して遊歩道が設けられている。
 

馬籠の町並みは、規模と保存状態といい妻籠と比べると見劣りする。保存活動の歴史の違いからだろうか。
島崎藤村の生家跡には、記念館が建っている。


旅館の玄関。飾りの荷車が時代を感じさせる。


高台から恵那山の眺め


馬籠から郡上八幡へは256号線で約100キロ。257号線との重複区間が終わる加子母村辺りから通行量もめっきり減って快適な道だった。ツーリングマップルには、「ひっそりとした山間を行く狭路」とある。確かに一部狭い区間はあるが、概ね片側1~1.5車線といった感じだ。郡上八幡の手前、下り坂はヘアピンの連続で気が抜けない。
 

3時頃郡上八幡に到着。2時間ほどかけて市内観光を済ませた。

「郡上八幡城」
戦国時代末期、遠藤盛数によって砦が築かれたのが始まりだそうだ。
木造の再建された城としては日本最古。


「宗祇水」
環境省が「日本名水百選」の第1号に指定したのがこの湧水で、歴史的にも由緒ある史跡。
水の町郡上八幡のシンボルとか。


「いがわこみち」
今でも生活に利用されている用水路。地元住民による管理組合があって、綺麗に維持保存されている。
豊富な澄み切った水が流れていて、沢山の大きな鯉が泳いでいた。中には1mもありそうな大物も。


この日は、これで終了、郡上八幡の宿にチェックインした。
走行距離470キロ。


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