熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

ログハウスの室内にカマドウマ、その進入経路を推測すると意外な問題点が

2018-09-07 19:50:20 | 八ケ岳西麓「チェルトの森」での暮らし
このところ毎日のように室内に姿を現すカマドウマ。それも一匹どころか多い日は3~4匹、体長10ミリ前後の子供が中心。


最近のログハウスは別として、古いログハウスの場合、室内でカマドウマを見かけるのは珍しくないようです。
何処からカマドウマが侵入して来るのか、経路を推測してみると、

まず、最初の進入路は換気口。
一般住宅に限らず、ログハウスも昔は換気口を設けるのが当たり前。


点検口から換気口周辺の基礎内側を覗くと10匹近いカマドウマの集団。建物全体で数十匹は潜んでいそうです。


問題はこの後、どんなルートで部屋の中に入って来るのか。
ここからは、あくまでも推測。

ログハウスの壁は、ログ材を積み上げられて作るログ壁と中が空洞の間仕切り壁(板壁)の2つありますが、問題は間仕切り壁。

基礎と間仕切り壁内部が貫通していて、このすき間から壁内部へ侵入して来る可能性大。

下は基礎と壁内部が貫通していることを示す図(ネットから引用)で寒い原因になることを解説したもの。


最後は、壁内部からは壁材どうしが交差するコーナーなどのすき間から室内へ侵入、というのが考えられる進入経路。


カマドウマを撃退するには、大元の換気口に目の細かいネットを張れば済みますが、話は変わって、このすき間から室内に入ってくるであろう冷気が問題。
真冬は氷点下10度を下回る日もある高原の別荘地、僅かすき間も暖房効果を悪化させます。

カマドウマの進入経路を推測している内に、意外な問題点に気付かされた次第。
取りあえず一冬越してみないと何とも言えませんが、ログハウスは暖かいというイメージがあっただけに、気密性の無さはちょっと意外。



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (おちゃ)
2018-09-07 20:09:33
先日薪ストーブ価格についてコメントした者です。

カマドウマはまだ可愛い(?笑)ものですが、
ログハウスは山のネズミが入ることがあります。
小さいのでどんどん入ってきて、
あちこちをかじります。固形石鹸なんて
大好き。それも困りますが、糞が
すごい。以前はログだったので、それが
ありました。在来工法の建築でもたまにあるようです。

天井と屋根の間に住んじゃったりもする
ようで、見つかったら業者さん呼んで、
徹底的に戦ってください。
返信する
Unknown (温泉ランニング)
2018-09-07 20:30:15
明日は、美ヶ原ボランティアの予定でしたが、雨で中止になりましたので、リベンジで午前中に行くかもしれません。
返信する
Unknown (mountriver01)
2018-09-07 22:05:01
おちゃさん、
標高が高く冬の寒さが厳しい地域なのでネズミは全く頭にありませんでしたが、言われてみると、寝静まった頃、たまに屋根付近から小さな物音が聞こえることがあります。
ムササビでも飛び交っているのか、なんて考えていましたが、もしかするとネズミかも知れませんね。
キツツキの穴が4カ所あるので、取りあえず早く塞いだ方が良さそうですね。
アドバイスありがとうございました。
返信する
Unknown (mountriver01)
2018-09-07 22:07:33
温泉ランニングさん、
午前中は間違いなく居ます。お越しの際は、先日と同じく管理事務所から連絡をください。
返信する
Unknown (アンピン)
2018-09-09 05:52:38
こんにちわ
時々覗かせてもらっています。

私はログハウスで薪ストーブを使っています。

ログハウスには基本的に気密性はありません。
セトリング対策のため わざと隙間を作っています。

薪ストーブはその通気性の良さを使って室内の空気を燃やしています。もし気密性を上げて薪ストーブを導入すると中毒を起こします。(外気導入の薪ストーブもあります)
この辺は薪ストーブ屋さんに聞いていみるといろいろ聞けます。   参考まで
返信する
Unknown (mountriver01)
2018-09-10 10:36:23
アンピンさん

コメントありがとうございます。

確かにログハウスに気密性を求めるのは、酷でしょうね。
せめても、床下からカマドウマが侵入できないような構造にしても貰いたいところではありますが。
返信する

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