熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

ブロワ城を見学 2015年6月14日

2015-06-15 00:15:49 | 海外自転車旅
今日は、ブロワ(Blois)の外れにあるキャンプ場に連泊し、ブロワ城の見学に出かけました。

ブロワは、ロワール川の左右岸に広がる、人口5万人弱のこじんまりした印象の町で、城以外にはこれといった見どころはありません。


ブロワ城は、ルイ12世がフランス国王に即位した1498年から約100年間、フランスの第一城だった城で、その後5世紀にわたって増築されてきたため、様々な建築様式が混在している点が特徴です。
中庭を取り囲んで、4つの建築様式による建物が建っています。

まずは入り口のある「ルイ12世棟」後期ゴシックのフランボアイアン様式、1498-1501年


出入り口上部を飾るルイ12世の彫像


「フランソワ1世棟」ルネッサンス様式、1515-1520年


8角形のらせん階段が目を引きます。ところどころには、フランソワ1世のシンボルマーク、「火とかげ」が彫られています。


「オルレアン公ガストン棟」クラシック様式、1635-1638年


中庭からは、他の建物に挟まれていて分かりにくい「三身分ホール」ゴチック様式、13世紀


「三身分ホール」裁判を行う場として使われていたそうです。


「王の居室」


「王妃の居室」


「国王の居室」


「執務室」
壁面は、1520年代に彫られた237枚の羽目板で、見事な出来栄えです。




修復工事などの過程で取り外された外壁を飾っていた彫像が展示されていて、日頃遠くてよく見えない彫像の細部を目の当たりにすることができます。
   

明日は、シャンボール城を訪れる予定です。ロワールの古城巡りも終盤となりました。












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