名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

リンドウ探索   - 2020.10末 富幕山 -

2020-11-07 17:04:53 | 自然観察_リンドウ

 相棒から、秋の花、リンドウの観察に同行してほしいと依頼されたので、同行した。
 10月31日、天気は良く、浜松市三ヶ日町の山奥(愛知県境境)の富幕山(トンマクヤマ)
を目指した。
 愛知県の豊川ICを出て、新城を通り、途中柿畑の中を通り、ついでに200円で5,6個
が入った次郎柿を2袋買い、宇利峠に向かった。途中の瓶割峠(カメワリトウゲ)に駐車し、
そこから登山を開始した。
 富幕山までの登山ルートは、4ルートある登山道の一つ(只木コース?)で、鬱蒼とした
森の中を登るルートだ。登山を始めると、コウヤボウキが一面に咲いていた。赤い実を
つけたシキミや常緑のヒイラギも多く見受けた。周囲は高木が多く赤樫からと見られる
ドングリが至る所に転がっていた。薄暗い登山道にはリンドウは全く見られない。写真を
撮りながら約2時間ほど歩くと富幕山・山頂(563m)に到達した。
 富幕山からの展望は素晴らしく、浜名湖全貌、大平洋や浜松市のビルまで遠望できた。
東に目を向けると、富士山が間近に見えた。NTTや中電のアンテナが立ち、昔からの
通信基地(狼煙台後)と推測される。
 頂上周辺は見晴らしが良く、日当たりが良いことから、リンドウを始め野生の菊類が沢山
咲いていた。咲いているリンドウはエゾリンドウと思われた。日に当たって、綺麗な紫色に
輝いていた。
 帰り道、コウヤボウキの花にアサギマダラが留まり、蜜を吸っていた。この蝶は日本で
越冬するのだろうか?

以上です。



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