パルテノン神殿の見学を終えると、古代アゴラを目指した。地図を頼りに、時計回りに山を下り、山勘で 古代アゴラに向かった。途中、ローマンアゴラとハドリアヌス図書館の遺跡を横目に、写真を撮り、広場に 出るとそこがモナスティラキ広場であった。人通りの多い商店街を抜けると、古代アゴラ入口に達した。 アクロポリスが神殿を中心とした政治の中心であったのに対し、古代アゴラは商業を中心とした下町で あったようだ。古代アゴラが発見された時、遺跡の上に存在した300個の民家を移設したそうだ。遺跡を 大切に保存しようとする、ギリシャの人々の熱い思い、気概を知ることができる。 敷地内は荒野の形で保存されている、倒れた柱の残骸など色々なものが転がっている。勿論、主な 建造物はしっかり管理されている。アタロスの柱廊(古代アゴラ博物館)やヘファイトス神殿は素晴らしい。 ヘファイトス神殿はギリシャで最も保存状態の良い神殿として残っているのだそうだ。
以上です。
<参考>ギリシャ・古代遺跡を探る_3 https://blog.goo.ne.jp/ms_blog_trecking120/e/51e51d571150f7021cd9ceee42ed0953