ミューズの声聞こゆ

なごみと素敵を探して
In search of lovable

このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。

大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。 また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。

披露宴

2021年02月02日 | 珠玉

  NPO法人なごやかの女性職員と他法人の介護職員が結婚することになり、私はなごやかの井浦理事長や新婦の所属事業所であるグループホーム虔十のY管理者とともに披露宴へ招かれた。
新婦側主賓の理事長はモーニング、Y管理者は淡い水色が基調の和装で、この時点で新郎側とはもう勝負あり、の観があった。
  理事長の祝辞はいつもながら行き届いていた。
新婦の人柄を称賛し、続いて先方の法人を持ち上げ、新郎の将来についての期待を述べ、そして新婦をくれぐれも大切にしてくれるよう新郎とその家族へ柔らかく申し入れる。
新婦側参列者全員の気持ちを代弁しているように聞こえた。
  お色直しのあと、キャンドルサービスのBGMを聴いて、おや、と思った。
「虹の彼方に」、「ムーンリバー」、「マイ・ラブ」―理事長を見やると、新婦から選曲を依頼されてね、とにっこり笑った。
  終宴後、Y管理者がカメラマンを呼び、理事長と記念写真を撮っていたのだが、それを終えると理事長が自分とY管理者の分の、引き出物が入った大きな紙袋二つを両手に下げてスタスタ出口の方へ歩き出したのには驚いた。
Yさんも私もあわてて追いすがって止めると、お着物の女性には荷物持ちが必要だし、僕はそれが似合うんだよ、と理事長が言い放ったのを聞いて、私はなんだかクラクラめまいがした―。

コメント
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