院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

貨物列車の最後尾の車両

2012-07-04 00:01:28 | その他
 昔、SLが引いていた長い貨物列車があった。その最後尾に貨物車でない車両が必ず一両付いていた。

 幼いころ、なんだろうと思ってその車両を覗いてみた。2,3畳の部屋があって、ベンチがついていたと記憶する。明らかに貨物を乗せる車両ではなく、人を乗せる車両だった。

 車掌さんが乗るのかとも考えてみた。または、運転士の交代要員が寝る場所か?それにしては、眠るようなしつらえになっていなかった。

 いつの間にか、貨物列車からその車両は消えてしまった。

 あれは、いったいなんの車両だったのだろう。父親に聞いても知らなかった。そのため、あれは何だったのか、私は未だに知らない。

 鉄道ファンなら、当たり前に知っていることだろう。

東京タワーの思い出

2012-05-24 05:47:52 | その他
 初めて私が東京タワーに登ったのは、小学校3年生のころだった。

 自宅はまだボットン便所、風呂はようやく薪から都市ガスに移行したころだった。

 当時は東京に住んでいたので、亡父に連れられていった。11歳で死んだ妹は、その時なぜか一緒ではなかった。

 エレベータの前はすごい人だかりだった。亡父が「これでは歩いて登ったほうが早い」と階段を歩いて登った。だから、私の初めての東京タワー体験は「徒歩」だったのである。

 東京タワーの「股」の下にビルがあるが、そこで土産物を売っていた。私は東京タワーの絵が描かれた消しゴムを買ってもらった。

 東京タワーの消しゴムは、大変嬉しかったが、残念なことにちっとも消えないのだ。「土産物にはロクなものがない」と知ったのは、この時だった。

 あれから50年近く。東京スカイツリーの騒ぎを見ながら、亡父や亡き妹のことを思い出す。

このブログのリピーターのみなさまに感謝

2012-05-23 07:14:00 | その他
 このブログのリピーターの方々の数が2,200名を越えました。(グーグルのアクセス解析による。)

 今年の2月に1,100名を越えたばかりですから、3ヵ月で2倍になった勘定です。幾何級数的な増加です。

 どこのどなたさまかは存じませんが、ご愛読まことにありがとうございます。

 私のブログは読者を選びます。すなわち、分かる人には一撃で分かるが、分からない人には一生分からないということです。

 分かる方が2,200名以上もいらっしゃって、励みになります。今後ともご愛読、よろしくお願いいたします。

作業療法の製品展

2012-05-10 20:10:54 | その他
 精神科病院の作業療法で作った手芸品を、デパートなどで販売する催しがある。

 素人が作った製品だから、当然、下手である。でも、中に一般の商品と変わらないくらい出来のよいものがある。それが市価の10分の1くらいで売られている。

 世の中には買い物上手の婦人がいるもので、そうした催事が開かれるときには開店前からデパート前で待っていて、開店と同時に出来の良い製品を全部買ってしまうのである。

 婦人たちは目利きだから、彼女たちが通ったあとはカスの製品しか残っていない。

 こうして作業療法による製品展は、市価の10分の1でも買いたくないような品物ばかりが展示されているように見えるのだ。

幼児お断り

2012-03-25 06:07:31 | その他
 私が5~6歳のころのことだったと思う。親が劇場招待を受けた。音楽だったか、芝居だったかは覚えがない。その招待状に、「幼児お断り」という意味のことが書いてあった。

 その意味を親に訊ねた。答えは「小さい子どもは来てはいけないということだよ」だった。「なぜ?」と思った。「劇場で子どもが騒ぐと迷惑になるからだ」とのことだった。

 小さい私は憮然とした。子どもが騒ぐといっても、騒ぐ子どもばかりではないではないか。それを一律に「幼児お断り」はひどい。差別待遇だ。大人の言葉で書くと、そのようなことを思った。

 思春期になって、18歳未満お断りの映画やショウがあっても、こっそり見に行ったけれども・・。

読者の皆様に感謝

2012-02-08 13:51:03 | その他
 このブログのリピーターの方の数が1,100名を超えました。ありがたいことです。

 リピーターとは過去1ヵ月以内に2回以上、当ブログへ来られた方の数です。同じ方を2回勘定してはいません。だから、この数は別々の個人様の数です。(グーグルの有料解析によるものですから、確かでしょう。)

 このブログを始めた6年前は、読者は友人、親類縁者、患者さんに限られていました。今や、それらの人たちは一部になり、圧倒的多数が私が直接知らない方々となりました。

 これからも独断極まりない書き込みを続けていきます。このブログの読者の方々は私の独断を面白がっていらっしゃると考えるからです。

 これからも当ブログを、よろしくお願いいたします。